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(所沢税務署長賞)
「これから考えること」 西武学園文理高等学校 1年 松永 麗美 税は私たちの生活のすみずみまで浸透しています。警察や消防、ごみ収集、生活保護に至るまで、税の使い道は多種多様となっています。
税とは、日本に住むための会費だと思います。私たちの生活を向上させるためにする投資とも言えるかもしれません。もし、この国に投資する価値がないと見込めば、外国に移住すればよいのです。私たちには移住する自由が確保されているのですから。
しかし、私たちはこの国にいる以上、税を納める義務があります。同時に、税の使い方について知る権利があるはずです。
私は、歳出の3割弱を占める社会保障について考えました。社会保障は私たちが安心して生活するのに必要な公的サービスのことです。現在の日本の社会保障は、医療保険や年金制度などの社会保険や、老人福祉、介護などが重点におかれています。これは急速に少子高齢化が進んでいることに関連しているようです。
私の祖父も、生前は社会保障によってデイサービスを受けていました。その時の写真を見ると、笑顔が多く、亡くなる直前まで生き生きとしていました。
これから日本はますます少子高齢化が進むでしょう。子供は減る一途をたどり、納税の額は減ります。けれど、社会保障の歳出は増額するでしょう。社会保障の内訳を見ると、高齢者が利用する内容が多くあることに気付きます。だから、社会保障の歳出は増額するでしょう。このままでは均衡が保たれず、日本の財政はさらに厳しくなり、国民の負担も重くなります。
国民が投資した税をいかに有効利用するかがますます重要になるのではないでしょうか。そこで、私は削減できる事を探してみました。財務省のホームページで予算作成ゲームもやってみましたが、削減することはなかなか難しいと気付きました。増税に反対する声をよく聞きます。私もその
1人でした。けれど、よく考えてみるとやむを得ないことなのかもしれません。今国民が苦しくても後々国民のために良いのかもしれない、と思うようになりました
私は日本が好きです。せっかくこの国に生まれたのです。住み続けます。他の人も政治の文句を言いながらも日本が好きなのでしょう。だからこそこの国に住み続けるのでしょう。どうせ生活するなら豊かな方が良いと思い税を納めるのでしょう。国に期待して。けれど、国民は国を頼りすぎです。まるで他人事のように見えます。今、国民は国を考えられる情報力を手にしています。もっと真剣に考えるべきです。日本は子供が減り、税が重くなり、何もしなければこの国は衰退してしまいます。危機感をもっと持つべきです。まず、身近な税について考えてはどうでしょうか。誰の為でもありません。自分の生活のためです。
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