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18年度 高校生の税に関する作文 受賞作品

 
(優秀賞)

「税の使い道」

西武学園文理高等学校 1年  水上 遼祐

 私達高校生にとって最も身近にある税といえば、やはり消費税だ。消費税とは私達が毎日買い物をしたときなどに支払う税金だ。しかし、私達のまわりには消費税の他に所得税、固定資産税、住民税、自動車税、タバコ税、酒税など様々な税が存在する。ではいったい私達が支払っているこれらの税金はどのように使われているのだろうか。

 ニュースなどでは最近、税金は高すぎるとか税金の無駄遣いだなどと言う声をよく耳にする。今度の総裁選に出馬する谷垣財務大臣は消費税を10%に引き上げると言っていて、世論調査では反対の声も多くあげられている。私も消費税が 10%になったら困るなというのが正直な感想だ。

 しかし、私達日本人はこの税金によって様々な恩恵を受けている。ゴミ収集や道路交通機関の整備、上下水道の管理、警察・消防・救急隊の費用、医療にかかる公共負担、図書館や体育館などの公共施設の運営など私達の生活に欠かせないものばかりである。また、日本の国内だけでなく、日本で納められた税金が国際貢献にも使われている。これは発展途上国の経済発展や経済開発、または福祉の向上のために経済協力費として、日本の税金の歳出額の約 1%を計上していて、この額は世界においてもトップクラスであるそうだ。私は普段、何気なく納めている税金がアジアやアフリカ、中南米などの学校に行きたくても行けない子供や食料がなく飢えている子供、病気にかかってもお金がなく処方できない子供達の為に使われているなんて思ってもいなかった。平成 17年度に援助した総額は7,404億円にもおよぶそうだ。私達は幼い頃から何の不自由もなく恵まれた暮らしをしていたので、貧しい国々の大変さや苦しみを理解することは難しいが、私はこの海外支援を続けていくためにも、日本人 1人1人がこれからも真面目にきちんと税金を納めていくことが重要なのではないかと思う。そして税金を正しく活用させていくのも大切だと思う。

 私はこの税の作文を通じて、税は1人1人がきちんと納めて、正しい使い道をしなくてはいけないのだということや、私達の税金で世界各国の尊い命を救っていたということが分かった。そして、いずれ納税者になる私達はこの税金制度を守っていくため、国民の義務だからと税を納めることはもとより、支えて支えられてお互い様なのだという精神や税に対しての関心を十分に持ち、個々の役割をしっかり果たすことが大切なのではないかと思った。

 

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