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18年度 中学生の税に関する作文 受賞作品

 
(埼玉県納税貯蓄組合総連合会優秀賞)

「税の存在」

狭山市立山王中学校 3年  大熊 正祥

 僕の住んでいる狭山市では、今、狭山市駅西口の再開発事業に向けた準備が進められています。この事業の予算は200億円を越すそうです。そして、費用の3分の2程度は、市の負担となっているそうです。この話から、市のお金はどこから来ているのだろうと興味を持ったので調べてみました。すると、収入の5割は税による収入だということがわかりました。この税の種類は、市民税や固定資産税などよくわからないものもありましたが、わたしたちもよく知っている消費税も、 5%のうち1%は地方に入ってくることを知りました。

 僕はこの機会に、税について詳しく調べてみることにしました。その結果、いろいろなことがわかりました。まず税には国に納める国税と、都道府県や市町村に納める地方税の 2種類があること。国税には所得に応じた額を納める所得税や、会社の得るもうけにかかる法人税などがあること、地方税には先に挙げた2つのほか、自動車税・事業税などがあることなどです。

 このように、税には多くの種類があります。そして、その使いみちもとても多いです。税が使われているものでまず思いつくのは学校の教科書です。日本では義務教育の 9年間、教科書は無償で給付されますが、その数およそ70冊です。金額にすると3万円近くにもなります。これだけの金額を税でまかなっているわけですから、大切に使わなければいけないと改めて思いました。

 また、ゴミの処理費用も税金から出ているそうです。僕は今までゴミの処理に税金が使われているということを知らなかったし、考えもしませんでした。ゴミの量が減れば、処理する費用も少なくなると思うので、その浮いたお金を他にまわせるよう、ゴミの減にも気をつかっていきたいです。

 このように、税はわたしたちの生活と深く関わっていて、なくてはならない存在といっても過言ではないと思います。

 さて、最近消費税の増税についての議論が大きな話題となっていますが、みなさんはどう考えるでしょうか。僕は、最初は、物を買うとき今以上の値段になるのは嫌だったので、絶対やらないでほしいと思っていました。しかし、税の大きな存在に気づいた今、そんな理由で反対するのは恥ずかしいことだと思いました。ですが、増税をする前にできることもあるのではないでしょうか。税の無駄遣いや脱税している人を減らすことができれば、それだけで随分違ってくると思います。

 税は身近にある大切な存在でありながら、それに気づいていない人も多いと思います。これからの日本を担うわたしたちの世代が早く税の存在に気づくことが、未来の明るく豊かな生活に近づく第一歩だと強く思いました。

 

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