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18年度 中学生の税に関する作文 受賞作品

 
(所沢税務署管内納税貯蓄組合連合会長賞)

「税金のおかげで」

西武学園文理中学校 3年  高橋 俊介

 僕は小さい頃から、「何で消費税なんかあるんだろう。消費税さえなければ、もっと安い値段でものを買うことが出来るのに。」と思うことがあった。では、僕達は何のために税金を払っているのか、この機会に調べてみた。

 僕達が払った税金は税務署に行き、そこからいろいろなことに使われる。それは、僕の身の回りのことばかりだった。例えば、通学する時に通っている道は、税金を使って整備されている。僕が中学校に入った頃、学校から結構離れたところにしか橋がなく、僕の使っているスクールバスは遠回りをしてその橋を通っていた。しかし、その年の夏に学校の近くに橋が出来た。そのおかげで遠回りをする必要がなくなり、通学にかかる時間が数分短縮された。それもおそらく税金のおかげだと思う。他にもゴミを収集したり、何かあった時に警察や消防署が僕達を助けてくれるのも税金のおかげだった。それらは当たり前のことだと思っていたので、少し驚いた。また、国内だけでなく海外でも税金は役立っている。日本は、発展途上国の食糧不足や病気に悩む人々に、食べ物や薬などを送っている。自分の払った税金が人の命を救っていると思うと、とても嬉しかった。このように、僕達の払った税金が人々を支え、自分が支えられているとは思っていなかった。もしも税金がなかったら、道はゴミで埋めつくされ、火事があっても消防車が来ない。そんな中で生活するのは、きっと無理だ。

 僕達が大人になって社会で働く頃、少子化と高齢化は今よりもますます進んでいる。2050年には、高齢者1人に対する働き手の比率は約2人で、今の約2分の 1だ。ということは、年金は今の2倍必要になってしまう。こうなってしまった以上仕方ない。しかし、ただ税金を納めるのではなく、税金をどうやって使っていくのが大事なのか考えるようにすれば、もっと明るい未来が期待出来ると思う。

 僕は今回この作文を書くためにいろいろなことを調べてみて、税金に対する思いが変わった。前まで僕は、お小遣いを減らす原因になる税金が正直、大嫌いだった。しかし、今は税金がいかに生活していく中で必要なものなのか、どれだけたくさんの人を助けているかを知った。ここまで税金というものが人々の役に立っているのなら、僕は税金を払うのが嫌ではありません。

 昨日コンビ二でお菓子を買った時に払った5円玉は、それ以上に価値の高いものであることを僕は知った。税金は、人々が支え合うための第一歩だと思う。

 

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