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18年度 中学生の税に関する作文 受賞作品

 

(所沢税務署長賞)

「私たちのための税金」

狭山市立狭山台中学校 3年  中村 あすみ

 あなたは「税金」について、いいイメージ、悪いイメージ、どちらを持っていますか?私は最初、後者の方でした。それは、身近な所にある「消費税」が嫌だったからです。 100円の物を買おうとすると、5円という消費税がつく。これはまだいいけれど、1,000円2,000円の単位になると、50円、100円の消費税がつく。果たしてこのように負担している税金は私たちのためになるのだろうか。最近、税金に関して、脱税や、年金が少なくなる、などあまりいい噂を聞かないのもあって、私は少し税金に疑問を感じていたのです。きっと、私のように悪いイメージを持っている人は多いでしょう。

 しかし、今は違います。税金について詳しく学んでからは、私は前者の方になりました。「税金は私たちにとって、非常に重要で、税金のおかげでこうして毎日快適に暮らせるんだ。」と、今までの誤解を改めることができました。それでは、具体的に税金は何に使われているのでしょうか。私たちの身近なところで言えば、「教育費」でしょう。公立の小・中・高校生の 1人当たりの1年間の学校教育費は、計264万7,525円にもなる。それを私たちが納めている県税で、まかなっているのです。

 他にも、道路、上下水道、公園などの整備や、警察、消防、福祉などの公共施設の充実がなければ、私たちの生活は成り立ちません。また、いつ起こるかわからない地震や台風などによる災害対策、また、災害が起こってからの救助活動にも、税金が使われています。そして、災害の被害に遭い、ケガや病気をした場合も、医療費は税金によってまかなわれるのです。

 もし、税金がなくなったら社会はどうなるのでしょう。少子化と高齢化の時代です。学校に渡す教育費も、子供が少ない分、負担が大きくなるでしょう。また、高齢者は年金もないし、老人ホームもありません。高齢者自身の負担は大きくなるばかりか、その働き手となる人々にも大きな負担です。その他にも、火事が起きても消防車が来ない、ゴミ収集車が来ない、など税金がなくなれば、街が荒れていくのは目に見えています。税金は暮らしを支える大きな存在なのです。

 今、私たちがしなければいけないことは、「税金の理解」です。前の私のように、税金について何も知らず、税金はお金を取られるものだ、というまちがった認識をしながら、しぶしぶ払っている人はたくさんいると思います。そういう人たちに税金の正しい知識を教えてあげて、理解してもらうのです。
 そして、私たち国民を裏切らないように、大切な税金が、これからのよりよい社会のために、使われることを、私は望んでいます。

 

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