(優秀賞)
「税金のこと」西武学園文理中学校 3年 小田 健介
初めに、税金は生活していく中でなくてはならない重要な物です。税金がもし無かったら、道路はありませんし、事件が起きても警察が来ない。ゴミを回収する人もいなければ、公園を掃除するような人もいない。それに、学校に通うにも教育費がものすごくかかるし、病気にでもなったら医療費だけでおそろしい額になるでしょう。もちろん年金もありませんから生活が苦しくなる老人も増えます。これらの例はあくまで一部ですが、税金を払うことによって得られるメリットは計り知れない程多いと思います。
それなのに、大部分の人の税金に対するイメージは間違いなく「嫌な物」だと思います。僕はそれにはいくつかの原因があると思います。
1つ目は「税金はとられているけど、何に使われているか理解してないから」です。税金は国民の皆のために使われていると「聞いて」いる人は多いと思いますが、きれいに舗装された道を使っている時や、ごみが回収されている時に税金のありがたさを「理解」している人は少ないと思います。実際に僕もあまり理解してないと思います。
それが2つ目の原因で「税金は当たり前のことに使われているから」です。そもそも税金は、国民が自らの生活をより良くするために必要になった金を、自分達で集めようとして作られたのだと思います。だから初めの方に書いた例はある意味反対で「道路を作らないなら税金はいらない。」というのが正しいのかも知れません。もし本当に税が無ければ、そこをビジネスチャンスと見て今税金によって行われていることをやろうとする企業が出て来て、その企業間で値段競争やサービスの質の競争があり、今より良い社会になるかも知れません。それと似た考え方で、ある首相は「公共事業の民営化」と言っているのでしょう。本来の話とは変わってしまいましたが、人は税金によって得られるメリットは、「当たり前」だから印象が薄く、税金を取られる時はあまり「理解してない」から金を取られるだけ取られている様に感じるのでしょう。
3つ目の原因は「税金を無駄に使ったり、勝手に使う人達がいるから。」です。前に書いた様に税金は社会を良くするために集められた物なのであって、それを浪費してしまったり個人の私欲のために使ったりしてしまっては本末転倒なのです。テレビでは税金が間違った事に使われている事に対する特集はよくありますが、正しい事に使われている事に対しての特集はあまり見ません。「当たり前」なのかも知れませんが、これが余計に「税は悪」のイメージを強調させます。
当たり前の事は大変な事かも知れませんがそれをやりきり、皆に何故税金が必要なのかを理解してもらった時「税金を払いたい」と思うのではないでしょうか。
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