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(優秀賞)
「なぜ税は嫌われ者なのか」 西武学園文理中学校 3年 斎藤 万里子 私は、テレビで、消費税の値上げについてのニュースを見た。すると私の横で、母は「この前3%から5%になったのに、冗談じゃない。」と、嫌そうな顔をしていた。私は(たった
2%位、日本にいる人全員に課せられるものなんだし、別にいいや。)と思っていたので、そんな母を見てびっくりした。
また、『ハリー・ポッター』シリーズの翻訳者松岡佑子さんの脱税疑惑のニュースもやっていた。本人はスイスで払っている、と言っていたが、日本の高い税から逃れるためではないか、と報道されていた。
税は嫌われ者だと思った。なぜ嫌がるのか、なぜ逃れようとするのか。その理由を、自分なりに考えてみた。
まず1つ目。私は、国や地方に払うお金、つまり税金とその他に払うお金とを比べた。その他に払うお金とは、お店で商品を買ったり、サービスを受けたりする時のお金で、払った料金と引き換えになるもの、自分に返って来るものが分かりやすい。それに対し税金は、商品が手元に来るわけではないから、お金が何に使われているのか、自分に返って来るものが何なのかが分かりづらい。それは私達が、税と国や地方がする仕事を切り離して考えがちだからだと思う。私が、税金が何に使われているのかを知りたくて、本を読んでみたら、税というものを再認識でき、国や地方がしている仕事と結びついて、税に対する考え方が少し変わった。
次に
2つ目。よく、税金の無駄遣いがニュースになっている。消費税を上げる前に無駄遣いを無くしてほしいと思ったが、全くそういう事をする人は何を考えているのであろうか。こんな、信用できない所があるから、税金を払うのが嫌な人が増えるのだと思う。私の母もこういう理由で言ったのだと、言っていた。日本には莫大な借金だってあるのだから、国や地方を動かしている人達には、もっとしっかりしてほしいと思った。
他にも人それぞれ、税を嫌う理由はあるのかもしれないが、もっと税に関心を持った方が良いと思う。税について何も知らない人が、払いたくないと言うのはおかしい。払いたくないという人ほど、税についてちゃんと知るべきではないか。そしていつか、みんなが気持ちよく税金を払える日が来ればいいな、と思った。
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