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18年度 中学生の税に関する作文 受賞作品

 

(優秀賞)

「税を知って」

西武学園文理中学校 3年  竹田 美玖

 今までの私には、税金に対して、払っている というイメージしかなかった。何を買うにも消費税がかかって、なぜ払わなければいけないのかわからないまま仕方なく払っていた。高額な買物だとなおさらその疑問は強くなった。

 私が税金について知ろうと思ったきっかけは地震が起こったことだ。新潟に突然発生した地震はとても大きくて、ニュースの報道を見ただけでもたくさんの救済が必要なことがわかった。映像を観るだけでも被害のすさまじさをひしひしと感じるのに、実際に住んでいる人の生活はどうなってしまうのだろうとすごく不安になった。しかし、ここで税金が使われていることを知った。このとき、私には税金が急に大切なもののように思えた。いきなり重さを感じたような気がした。

 それまでの私は、税金がどのように使われているかなど考えたこともなかった。考えようともしなかったし、関心がなかったのだと思う。税金は、住みよい社会を築いて国民が安心して生活できるために必要だとやっとわかった。

 それからは、自分の周囲に目を向けてみるようにした。その後に、税によってまかなわれているものを頭の中で取り除いて想像してみた。急に町全体が寂しい殺風景な世界になった。こんな町で安心して暮らせるとは思えない。私は、ひょんなことから税の計り知れない温かみを感じた。

 私の中での税金に対するイメージは“支えられているもの”へ一気に変わった。支えられるお金と考えたら、消費税も気持ち良く払うようになった。消費税を上げようとする動きがあるが、今の私なら充分納得することができると思う。それによって生活が支えられていくのなら文句はない。だから、税金に関する悲しいニュースがあるととても嫌な気持ちになる。もっと国民 1人1人が自覚を持って正しく理解しなくてはいけないと思う。個人が税の果たす役割や、その使い道、将来のあり方についても改めて考えるべきだ。

 私がこれから社会人になったら、今とは比べものにならない程高額な税を納めることになるだろう。税金の重みを知った今だからこそ大切な義務を背負っていると実感し、しっかりと果たそうと思った。誰もが安心して暮らせる国になるのは難しいことだけれど有意義に税を使ってほしいと思った。これからの社会に大いに役立ててくれることを強く望んでいる。

 

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