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仮名頭粂吉と力石

更新:2011年3月1日

画:仮名頭粂吉と力石

 むかしのお話です。
 堀兼(ほりかね)加佐志(かざし)に、たいへんがんじょうな大男がおりました。
 ある日のこと、大男は、川越のお大師さまへお参りに出かけました。そして、無事ご参詣(さんけい)をすませ、お不動さまのあたりを通りかかったときです。町の若い者がおおぜい集まり、何やらワイワイやっております。
 大男は「はて、なにやっとるべえ」と、そばにありました大石に腰をかけ、いっぷくつけはじめました。若い者は力石(ちからいし)を持ち上げて自慢しあっておりました。そのとき、一人の若者が大男が力石の上に腰をおろしているのに腹を立てまして、「その大石を持ち上げてみろ」とさわぎ出しました。その大石といったら、40貫(約150キロ)もあったそうです。
 大男はケロッとして「よし、この石をかついだらどうするべえ」と、いいますと、
 「おまえにやるべえ」
 「もしかつげなければどうすべえ」
 「そんなときは、土下座してあやまれ」といいました。大男は、それでは「どっこいしょ」といって、その大きな石を駒下駄(こまげた)をはいたまま、目よりも高く持ち上げてしまいました。そして、「じゃあ、もらっていくべえ」といって、みんながあっけにとられている前を「どっこいしょ、どっこいしょ」と行ってしまったそうであります。
 この大男とは、江戸大相撲(おおずもう)の幕下までとりました、仮名頭粂吉(かながしらくめきち)という力士であります。仮名頭の力士名は、「い」とも書き、いろはの頭文字という意味です。また、仮名頭が持ち帰りました大石は、今も堀兼のさる家の庭にあるということだそうです。

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総合政策部 広報課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-6262

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