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水野の化け地蔵

更新:2011年3月1日

画:水野の化け地蔵

 入曽(いりそ)の駅から川越街道を少しいったところに、下水野(しもみずの)というところがあります。そこから、逃水(にげみず)の方へちょっといった辻に、古いお地蔵さんがあります。むかし、このあたりはケヤキの生い茂った、それはもう寂しいところだったそうです。
 土地の人は、このお地蔵さんのことを「化け地蔵」といっていたそうです。別にお地蔵さんが化けるわけではありませんが、あまり人の通らない寂しい暗いところにあったのでこんな名前がついたものと思われます。この化け地蔵には、こんな話があります。
 むかし、一人の旅人が通りかかりました。もう夜もふけ、あたりはスミを塗ったような暗さで、手さぐりで歩いていると、遠くに小さな明かりがみえました。旅人は、これは助かったと急いでかけよると、それはなんと丸い大きな頭をした、雲をつくような大入道みたいな化けもので、灯の明かりと見えたのは、光った目と大きな口でした。旅人は、もう腰をぬかさんばかりにおどろき、逃げ出しました。そしてやっとのおもいでかけ込んだ民家で、ことのしだいを話しました。おひゃくしょうさんは「化けものが出るという(うわさ)はついぞ聞いたことがねえだが、まさかあのお地蔵さんが化けるはずはねえだんべえ」と、いいました。
 そこでおひゃくしょうさんがあくる朝その場所へいってみますと、大きなスイカが高い木にぶら下がっておりました。そしてスイカには目と口がほりぬかれていて、中にローソクがたててありました。こりゃ、きっと誰か若いもんが、人をおどろかすためのいたずらだんべえ、とおひゃくしょうさんは思いました。
 しかし、昨夜のことはすでに旅人によって、「化け地蔵」として、噂が広められていました。
 また、このお地蔵さんには、ちょっと変わった言い伝えがあります。それは、つねに荒なわでしばられていたことです。これは人が願いごとをたのむとき、かならず荒なわでグルグル巻きにしばり、その願いごとが見事にかなえられたとき、ほどいてやるのだそうです。その願いごとは子どもの夜泣き、病気などが多かったそうです。
 こういったならわしを見た人が、あれは、お地蔵さんが化けるから、荒なわでしばっているのだと、伝えたということも考えられます。

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総合政策部 広報課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-6262

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