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渡辺稲荷と増島稲荷

更新:2011年3月1日

画:渡辺稲荷と増島稲荷

 今はあまり見られなくなりましたが、2月になると「初午(はつうま)まつり」といいまして、子どもたちが楽しみにしている行事がありました。
 それは稲荷(いなり)さまの縁日といって、市内でもたいていの家には屋敷神(やしきがみ)としてまつっています。
 下奥富(しもおくとみ)のあたりでも稲荷さまの前にムシロで囲った小屋をつくりまして、その中で食べたり、しゃべったりして夜おそくまで遊びます。そのとき、太鼓をかついで家々を「ハイッ!灯明銭(とうみょうせん)、ドンドコ、ドンドコ」とにぎやかにねり歩きます。このときの太鼓が亀井(かめい)神社におかれていまして、毎年、渡辺(わたなべ)稲荷の組と増島(ますじま)稲荷の組のものが、知恵をしぼってのうばいあいとなります。二、三日も前から寝ずの番で神社の戸が開くのを待っていたり、組の中で一番すばやいものと力の強いものが選ばれて待ちかまえているのです。そして、先に太鼓を手に入れた組が、その年は縁起がいいとされています。
 この太鼓のとりっこが、今も語り草となっている初午の行事です。

問い合わせ

総合政策部 広報課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-6262

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