新型コロナウイルス感染症の後遺症にお悩みの方へ

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2022年11月16日

新型コロナウイルスに感染したあと、療養期間が終了したにも関わらず、症状が慢性化、または新たに出現する方がいることがわかっています。これらは新型コロナウイルス感染症の後遺症が疑われるものですが、現在のところ、明確な原因・治療法は不明です。
そこで、埼玉県は埼玉県医師会(外部サイト)と協力し、多くの医療機関が新型コロナ後遺症の診療をできるよう、診療の指針となる「症例集」の作成に取り組んでおり、その症例を集めるため、県内7医療機関の9診療科で後遺症外来を実施し、地域の医療機関から紹介を受けた後遺症患者の診療を行っています。
2022年4月1日からは、埼玉県ホームページ(外部サイト)から診療できる後遺症外来を検索して、直接受診できます。後遺症を疑う症状がある場合には、一人で悩まず、まずは近隣のかかりつけ医や医療機関を受診し、相談してください。
※埼玉県では、後遺症外来体制の強化を図るため、後遺症患者の外来診療を実施可能な医療機関を募集し、後遺症状に悩む患者が速やかに医療にかかることのできるよう、医療機関を埼玉県のホームページ等で公表しています

新型コロナウイルス感染症の後遺症とは

厚生労働省による研究(厚生労働科学特別研究事業)では、新型コロナウイルス感染症になった後、治療や療養が終わっても一部の症状が長引く人がいることが分かってきております。
しかし、新型コロナウイルス感染症の長期に遷延する症状の実態は、未だ不明点が多く、この後遺症が、新型コロナウイルス感染症に対する社会的不安や理解の欠如を引き起こす一因にもなっています。
後遺症の主な症状として、疲労感・倦怠感、息苦しさ、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力低下、脱毛などが報告されており、こうした症状が1つでも存在すると、不安や抑うつ及び新型コロナウイルスに対する恐怖心が強まり、睡眠障害を自覚する傾向が強まることも報告されています。このため、新型コロナウイルス感染症の後遺症の症状が疑われる場合などは、お一人で悩まず、まずは近隣のかかりつけ医や医療機関を受診し、ご相談ください。

主な後遺症

新型コロナ後遺症かも?と思ったら

「もしかして、新型コロナ後遺症かも?」と思ったら、まずはチェックシートで自ら受診すべきか、ご確認ください。

チェックシートに「日常生活に支障が出始める程度の症状か」、「症状が継続している期間」を記入し、医療機関を受診するべきかの目安としてください。

新型コロナ後遺症受診チェックシート(PDF:478KB)

新型コロナ後遺症外来受診の流れ

【1】後遺症の可能性がある場合は、チェックシートで受診すべきかどうかを判断してください。

【2】かかりつけ医などで受診できない場合は、埼玉県ホームページにある埼玉県新型コロナ後遺症外来診療医療機関リスト(外部サイト)から検索してください

【3】後遺症外来を直接受診します

後遺症外来受診の流れ

※新型コロナ後遺症の診療は、新型コロナウイルス感染症の治療とは異なり、一般の診療と同様の診療費などの自己負担が発生します

このページに関するお問い合わせは
健康推進部 健康づくり支援課 新型コロナウイルス感染症対策室

電話:04-2941-5508

FAX:04-2954-6262

この情報は役に立ちましたか?

お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。