第66回狭山市成人式における、狭山台中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。
狭山台中学校代表「新成人の主張」
皆さんにとって今まで二十年の人生で最も大切だと思ったものは何でしょうか。思い出、勉強で身につけた知識、働いて稼いだお金など人によってそれは様々だと思います。ですが、その中でも私が特に大事にしてほしいと思っているものは、「人間関係」です。今、成人式を迎えるまでに成長した皆さんですがこれまでの人生決して一人ではなかったはずです。
人は誰も赤ん坊から一人では大きくなれません。常にだれかと手を取り合い助け、助けられながら大人になっていきます。そしてそれは成人を迎え形式上は大人になったこれからも変わりません。ここにいるほとんどの人は今もそうかもしれませんがこの先社会に出て、何かしらの組織に属することになると思います。そこで一人とでもいいので自分の背中を任せられるような信頼できる人間関係を築いてほしいです。
私はこれまでの人生その信頼できる誰かがいたからいくつもの困難を乗り越えてこられました。例えば私の場合、二十年で最も大変だった高校生活三年間を乗り切れたのは、約500人の同級生の中からたまたま同じ部活に入った7人の仲間がいたからです。部活や勉強でギリギリの生活でしたが同じ立場の彼らとならその大変さを共感しあうことができました。これは同じように戦ってきた彼らとだからできたことであって、先生や家族、クラスメートにはわかりえないことだと思います。
一度築いた人間関係は一生ものになることでしょう。ですからこれまで関わってきた人々に感謝し、これからも良い人間関係を築けるような人生になることを祈っています。
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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