第66回狭山市成人式(2020年1月挙行)入間野中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2020年1月29日

第66回狭山市成人式における、入間野中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

入間野中学校代表「新成人の主張」

 令和になって初めての成人式ということにどこか特別感を感じながら今日という日を迎えました。私たちは20年間、平成の時代を生きてきました。ニュースなどで平成30年を振り返る特集を見て、時代の変化を改めて感じました。私自身振り返って見ても、楽しくてずっと続いて欲しいと思えるような思い出、当時は辛く、とても長く感じられ、無かったことにしたくなるような過去もありますが、それがあったからこその「今」があると思えるようになりました。どれもなくてはならない経験で人生という長い一つのライフサイクルで考えると今この時も一瞬の出来事に過ぎないかも知れません。しかし、その中で自身の人生をどう進むべきかが重要だと思います。
 長い目でみたライフサイクルの中で私たちはエリクソンの発達段階でいうところの青年期にあたります。それは自我同一性を確立する時期にあたり、その中で多くの異なる場面や状況で自分は何者なのか、何になりたいのかについて考える時期にあります。私は中学校を卒業し高校へ進学して、初めて自分の目標と実力、理想と現実を目の当たりにし、自分の将来について真剣に考える機会を持てました。高校卒業後は一層自分の将来に責任を持って選択することが増えました。きっと多くの方もどういう進路に進むか悩んだと思います。私は看護の道へ進むことに決めました。現在、1年半で得た知識を臨床の場で生かすために病院や福祉施設で実習を行っています。教科書通りにいかないことやその人にとって本当に必要な看護とは何なのか、日々自問自答しています。困難なことも多いですが、どれも今後時間が経てば一瞬の出来事のように思える、成長の過程の一つに過ぎないと思います。だからこそ、一日一日を大切に無駄のないよう意味のあるものにしていこうと思います。その節目としてこのような成人式に参加し、将来を考える良い機会を得たことで、社会に貢献できる大人になるために努力していこうと改めて決心しました。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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