第66回狭山市成人式(2020年1月挙行)西中学校代表による「新成人の主張」

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更新日:2020年1月29日

第66回狭山市成人式における、西中学校代表による「新成人の主張」を掲載しています。

西中学校代表「新成人の主張」

 私たちは、ここ狭山の地で平成最後の20年間を過ごし、そして本日、令和初の成人式を迎えました。この時代の移り変わりと私たちの人生の節目が重なることに、何か特別なものを感じております。皆さんはどのようなときに“ふるさと”を思いますか?私は現在、国語の教師になるために大学で学んでいますが、ある授業でふと“ふるさと”について考えさせられました。それは“枕草子”に関する授業です。枕草子には、「春はあけぼの」ではじまる有名な章段があり、作者の日常における四季が描かれています。もしあなたならどのような枕草子をつくるかという教授の問いに対して、ふと浮かんだものはどれもふるさと狭山に関係のあるものでした。春は稲荷山公園の満開の桜。夏は見慣れた町並みが色とりどりの飾りに包まれる七夕まつり。秋は、大空に広がる飛行機雲に心奪われる航空祭。冬は、昭代橋からみえる雪化粧の富士山。今わたしが挙げた全てのものは、この会場にいるみなさんならどれもぱっと頭の中に浮かぶものだったのではないでしょうか。言葉を聞くだけで皆が同じ景色を思い浮かべられることは、とてもあたたかく素敵なことであると私は思います。平成で培ったふるさと狭山への愛着やこの地を想う気持ちは、どれだけ時代が移り変わっても大切にしていきたいです。そして、この狭山というふるさとでの経験や人との出会いに感謝し、令和という新たな時代を強く生きていきたいと思っております。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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