「教育と税」

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更新日:2021年12月2日

(狭山市納税貯蓄組合長賞)

狭山市立入間野中学校三年 村山 乃亜
 私が税金で思い浮かぶのは、学校の歴史で学んだ、奈良時代の租庸調、雑ようの税のしくみと、明治時代の地租改正の事です。日本では昔、米や特産品を納めていて、近代になるとお金を納めるようになりました。国へ納めた税金で、「国営」や「公共」と呼ばれる国の為の施設が造られ始めたのが明治時代です。明治・大正・昭和・戦争を経て、現在は国の為に公共の施設で働く人は公務員と呼ばれています。市役所・警察署・保健所・学校など沢山の場所と、そこで働く人が、税金に関わっているのです。
 私は毎日学校へ通います。その学校は公共のものです。そこで、私が関わる学校と税について考えてみたいと思いました。明治時代に、学制という制度ができ、義務教育が始まりました。それ以前は、学校へ行くにはお金が必要で、一部の人しか通うことができませんでした。ほとんどの人が学ぶ機会なく、字を書く事もできないまま一生を終えたのです。学制のしくみができても、今のように誰もが学校へ行き学ぶようになるには長い時間がかかりました。長い歴史があって、今の私達は、国語で字を習い、数学で計算ができ、理科・社会で、興味のある分野を知る事ができます。学校へ行く事が一部の裕福な人しか叶わなかった時代を考えると、現在の学校の制度があることはとても幸せで恵まれているのです。
 そして、その学校という環境は、税金によって成り立っています。私達が当たり前に通っている学校の椅子や机などの設備や教科書、先生方のお給料もそうです。私の両親や日本の大人が支払っている税金で成り立っていると思うと、私達は、勉強いやだなと思っていられません。長い歴史を振り返ると、今生きている環境がとても充実しているのだと感じました。
 昔は、医者になりたいと思っても叶える事ができない、学校で勉強することができないと、なりたい夢も叶わなかったのです。今の私達は、なりたいと思ったら叶えられる環境と教育をうけられる土台があります。夢を持ち、叶えられると考えたら、学べる場の学校への見方が私は変わりました。
 私は、大学院で室町時代について深く探究したいという夢があります。これまで、学校という場で、教科書を通し、先生方の話を聞いて学んできた中で日本の歴史に興味を持ちました。税金で整っている学校という学べる環境の中で私は夢を見つけました。
 日本の学生は、もっと、この恵まれた環境に気づくべきです。私達は、夢を叶えられる日本の整った制度の中に生きているのです。

このページに関するお問い合わせは
総務部 市民税課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-5073

FAX:04-2954-6262

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