天狗にさらわれた話

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更新日:2011年3月1日

画:天狗にさらわれた話

 狭山あたりには、大きな山などはありませんが、雑木の生い茂った中には「天狗さん」の話もあります。
 昔のおはなしです。
 堀兼の東三ツ木にある薬師堂あたりは、杉の大木やイチョウ、モミ、松などがおおく、昼でも暗くさびしいところでした。
 ある雨の降る日のこと、近くにすむ豆腐屋の小僧さんがいつものように商売に出かけ、豆腐を売りおわって薬師堂の前を通りかかったときです。小僧さんが、てんびん棒と箱をおいたまま行方不明となり、おおさわぎになりました。手をつくして四方八方捜しましたが、どうしても見つかりません。
 それから数日たった、やはり雨の降る日のこと、小僧さんがひょっこりと帰ってきました。みんながいろいろたずねましたが何も覚えていないといいます。小僧さんをよく見ますと、着ものがすこしもぬれていませんでした。「これは、天狗さんのしわざだ」と古老はいいました。

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狭山市入間川1丁目23番5号

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