ごろー坂のカマイタチ

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更新日:2011年3月1日

画:ごろー坂のカマイタチ

 むかしのお話です。
 入間川の()の神さまの前の道を夜おそく通りかかった旅人が、「わぁー!切られたー、助けてくれ」と、近くの家にとび込んできました。
「どうしなさった旅の人」「じつは、子の神さまの前の坂道を歩いておったんじゃが、ちょっと急いでおったのでかけ出したところ、ころんでしまったのじゃ。そのときとつぜんだれかに切られたのじゃ、痛くて痛くて…」と、こわごわいいました。
「それは、カマイタチのしわざでございましょう」
「カマイタチ…?」
 子の神さまの前の道は、旧鎌倉街道といわれ、北入曽(きたいりそ)あたりから慈眼寺(じげんじ)の下をぬけ、入間川に通ずるほそい道です。そして近くに「ごろー稲荷」という小さな(ほこら)があることから、「ごろー坂」とも呼ばれています。古来より、この坂道を通るときは、けっしてころんではならないという、言い伝えのある古い街道なのです。
 カマイタチとは、妖怪変化(ようかいへんげ)のたぐいで、鎌でスパッと裂かれるように皮ふが切れることで、つむじ風のためにできた真空によって起こる現象だといわれています。

このページに関するお問い合わせは
総合政策部 広報課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2953-1111

FAX:04-2954-6262

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