笹井のタケ坊

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更新日:2011年3月1日

画:笹井のタケ坊

 むかしのお話です。
 入間川のタケが(ふち)には「笹井(ささい)のタケ坊」という河童(かっぱ)がおったそうです。タケ坊は所沢の久米(くめ)のまんだら河童と、川島町の伊草(いぐさ)のケサ坊と、たいそう仲がよく、毎年お歳暮とお中元には、おたがいに贈りものをしておりました。
 あるとき、馬方(うまかた)が伊草を通りかかったとき、ケサ坊が出てきて「馬方さんどっちいくんだ」と聞いたので、馬方は「おら、これから笹井にいくんだよ」、「じゃあ、すまねぇがこの手紙、笹井のタケ坊にとどけてくれろ」とたのみました。
 馬方は字が読めませんが、手紙をあずかって笹井へやってきました。ところがタケ坊の居どころがわかりません。そこで村の人に「手紙をあずかってきたが、どこへとどけたらよかんべぇ」と手紙を見せましたところ、「たいへんだ馬方さん、この手紙をとどけた者と馬のはらわた進上(しんじょう)(さしあげること)と、書いてあるよ」。馬方と馬は、あやうくタケ坊に喰われてしまうところだったとさ。

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総合政策部 広報課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2953-1111

FAX:04-2954-6262

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