太古のさやま

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更新日:2011年3月1日

アケボノゾウ・Stegodon aurorae

アケボノゾウは、いまから170万年~70万年前に生息していたゾウの仲間です。体高は1.5メートル~1.8メートル、体重は2トン~3トンと推定され、アジア(インド)ゾウより小柄だったといわれていますが、長いキバをもっていました。
 その生息地域は東アジア、インドなどですが、日本が大陸と地続きなっていた時期に、日本へ移住してきたと考えられています。日本では大正4年(1915)に石川県で発見されて以来各地で発掘され、カントウゾウ、スギヤマゾウ、アカシゾウなどと同じ種類のゾウと考えられています。
 アケボノゾウは、入間川流域の6カ所で体化石(たいかせき・体の一部が化石となったもの)が、2カ所で足跡化石が発掘されています。このうち狭山市では、昭和50年(1975)に大臼歯(だいきゅうし)、肩甲骨(けんこうこつ)などが、昭和60年(1985)には肋骨(ろっこつ)大腿骨(だいたいこつ)、肩甲骨など、ほぼ1頭分にあたる58点の化石骨が発掘されました。ほぼ全身の骨格化石の発掘は、狭山市笹井のものが全国で初めてです。

メタセコイア・Metasequoia

 メタセコイアはスギの仲間です。しかし、スギが常緑針葉樹であるのに対し、この木は秋になると褐色(かっしょく)に色づき、冬には葉を落とす落葉針葉樹です。メタセコイアの化石は昭和16年(1941)、和歌山県下の第4紀の粘土層中から見つかったもので、アメリカの西海岸に生息しているセコイアスギと似ているが、葉や球果のつき方が違っていること、また、同じくアメリカ産のヌマスギとも異なった特徴をもつことから、メタセコイア(変わったセコイア)と名づけられました。いまから200万年前には絶滅したと考えられていましたが、昭和20年(1945)に中国の四川省(しせんしょう)で自生しているのが見つかり、「生きている化石」として全世界に紹介されました。
 狭山市では、昭和49年(1974)に笹井堰下流の入間川河床で見つかり、翌年に調査が行われた結果、株が残っているもの18株、株の中心はないが根だけが残っているもの9株、根の痕跡だけのもの2株の計29株が確認されました。
 メタセコイアは現在、公園や学校などで見ることができます。 
 笹井では「メタセコイア」や「オオバタグルミ」、「エゴの実」などの植物化石や、「アケボノゾウ」の化石などが発見されています。
 これらの化石や、化石が含まれている地層を詳しく調べることによって、当時の環境(地形・気候・植生など)を推理し復元することができるのです。また、私たちの郷土、狭山市のおいたちを明らかにすることもできます。

このページに関するお問い合わせは
総合政策部 広報課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2953-1111

FAX:04-2954-6262

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