所沢税務署管内 納税貯蓄組合連合会優秀賞

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更新日:2023年12月5日

税金が支える私達の生活と未来への課題

狭山市立狭山台中学校 三年 村田 夢夏

税金は、私達国民が国や地方に納めることを義務付けられたお金です。そして、この税金が私達の暮らしを身近なところで支えてくれています。
私達が普段の買い物などで支払っている消費税も税金の一つです。私達の支払った消費税をお店がまとめて国に納めています。また、会社などで働いている人達の給料から差し引かれる所得税という税金もあります。他にも自動車税や固定資産税など、私達の納めなくてはいけない税金はたくさんあります。税金を納めることが負担だという人も少なくないかもしれません。ですが、税金のおかげで私達は安心して生活することができるのです。
身近な税金の使いみちとして教育や社会保障などがあります。教育では、国民すべてが平等に教育を受けられるように多くの税金が使われています。主に、義務教育諸学校の生徒が使用する教科書の無償配付や、学校の校舎や体育施設の建設のための費用として使われています。社会保障では、医療や子育て、年金、介護など、私達の身近なところで税金が使われています。年金とは、老後も安心して暮らしていくために国から受けとるお金のことで、年金が高齢者の生活を支えているといえます。
ここで、未来に対する税金の課題が見えてきます。それが、日本の社会における少子高齢化です。現在、日本は出生率が低くなり高齢者の割合が高くなっています。税金の使いみちからも分かるように、これからさらに高齢者の割合が高くなっていくと、年金や介護の重要性もさらに高まり、それらにかかる税金も多くなっていくと考えられます。しかし、出生率は低くなっているので、未来の働き手の人数は減少していくと思われます。つまり、税金を納める人が少なくなり、十分な税金を集めることができなくなってしまいます。そうなると、一人あたりにかかる税金の負担が重くなってしまいます。高齢者の人々が安心して生活できるようにするために、そして、未来の働き手や子供達も安定した生活ができるように、これからの税金の課題についてしっかり向き合うことが大切だと思います。
このように、税金は現在の私達の生活だけでなく、未来の人々の生活にとっても重要なものであると分かります。今回、税金のことについて色々調べて、改めて税金を納めることの大切さを知ることができました。また、未来の人々の安定した生活を守るためにも、今後の課題について私達学生もしっかり考えなくてはいけないと思いました。

このページに関するお問い合わせは
総務部 市民税課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-5073

FAX:04-2954-6262

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