狭山市優秀賞

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更新日:2023年12月5日

身近に感じた税

西武学園文理中学校 一年 佐藤 晴斗

私は今まで、税金についてあまり深く考えたことがなかったように感じる。そこで、僕が税金について考えて、もし税金が無かったら今までの生活ができなくなると思った。
そう思った経緯は、租税教室である動画を見たからだ。その動画の内容は、ある男性の社会人が給料明細で税金が引かれているのを見て税金なんか無くなってしまえということから始まる。そこからその社会人は税金が無い世の中を体験することになる。道はボロボロで大きな穴が開いていたり、道ばたにごみがたくさん捨てられていたり、犯罪などを取りしまる警察がいなくなってしまったり、子供たちが安心して学べる環境を整えるための費用をまかなうことができなくなり、恵まれた子供しか学校に行けなくなったり、他にもさまざまなトラブルが発生してしまう。その状況を見た男性は税金の大切さについて学んだということです。なので税金は社会の一員として生活していくための会費だと思った。そもそも税金ってなんだろうと思ったので、ある資料に眼を通したら次のことが分かった。納税は国民の義務、税金は「財政」を支えている、だ。最近だと、コロナウイルスのワクチンは無料で受けられたようだが、この財源は税によってまかなわれているとのことだ。日本では、生まれた時からポリオや結核などのワクチンも無料で受けられる。年間で三十五兆円が社会保障に使われているとのことだ。また、令和三年度には十三兆円以上が新型コロナの対策に使われているとのことだ。この金額は、現在働いてくれている方が納める所得税や毎日の買い物で納める消費税が集められたものである。発展途上国の中には、日本では当たり前に受けられる予防接種もできない国がたくさんある。そして、毎日のように救えるかもしれなかった小さな命を落としてしまうことがある。日本はワクチンが不足している国にワクチンを提供する手助けを行っているそうだ。この費用も国民が納めている税金でまかなわれている。納めた税が直接私たちに返ってこなくてもどこかで人を助けられていると思うと、とても嬉しいことだ。
税をただ納めていると考えると納税は苦しいかもしれない。しかし、税がどのように使われているか知ることで見方が変わってくると思った。働くことでますます身近になってくるだろう。その時に僕は、誰かのため、大切な人のため、自分のために税を納めたい。

このページに関するお問い合わせは
総務部 市民税課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-5073

FAX:04-2954-6262

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