製造品出荷額等が埼玉県内で常に上位となっている狭山市について、大変優れている技術を持つ世界のトップ企業が多く立地するポテンシャルの高い産業集積をご紹介します。
多様な優れた全国・世界のトップ企業が集積
狭山市内には4,461の事業所があり、約5万7千人が従事しています。このうち製造業は391の事業所があり、約1万5千人が従事しており、市内の産業別従業者数の約27パーセントを占めています。
狭山市には、技術、技能、経営力で大変優れた多くの企業が集積しています。
※データは、令和3年経済センサス基礎調査
製造品出荷額は埼玉県内で常に上位
狭山市は、1954年の市制施行後、工場誘致条例を制定し積極的に企業誘致を行ってきました。その結果、市内各地に大型工場が進出し、1966年に川越狭山工業団地が完成、続いて1973年には狭山工業団地が完成し、2つの工業団地を有することになりました。そして、製造品出荷額等(注1)が1982年に埼玉県下第1位になって以来、現在まで常に上位を維持しています。
注1:製造品出荷額等とは、1年間における製造品出荷額、製造工程から出たくず及び廃物の出荷額、加工賃収入額及びその他収入額(修理料収入等)の合計のこと
順位 |
2017年 |
製造品出荷額等 |
2018年 |
製造品出荷額等 |
---|---|---|---|---|
1位 | 狭山市 | 111,630,947 |
狭山市 | 119,023,088 |
2位 | 川越市 | 87,838,434 | 熊谷市 |
93,244,087 |
3位 | 熊谷市 | 86,886,691 |
さいたま市 | 88,964,753 |
4位 | さいたま市 | 85,935,327 |
川越市 |
87,489,558 |
5位 | 川口市 | 49,500,607 | 川口市 | 53,281,288 |
大企業の工場を核とした産業集積
狭山市の産業分類別の製造品出荷額等では、金属加工型産業が圧倒的なシェアを占めています。中でも輸送機械に狭山市は特化しており、製造品出荷額等に占める輸送機械の割合は7割を越えています。技術力の高い会社群が市内の近接地域に立地し、ひとつの産業集積を形成しています。もちろん大企業だけではなく、中小・零細規模の企業でも全国的、世界的にトップレベルの企業が多く立地しており、こうした地域資源は、皆様が企業活動を行っていく上で貴重な戦力となることでしょう。
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環境経済部 産業振興課
電話:04-2937-6974
FAX:04-2954-6262
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