予防接種を受ける前の注意事項
予防接種を受けることができない人
- 明らかに発熱のあるお子さん(一般的に、接種会場で測定した体温が37.5℃以上の場合をさします。)
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかなお子さん
- その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーショック(激しい全身反応)を起こしたことのあるお子さん
- 日本脳炎、ヒトパピローマウイルス(HPV)の予防接種の対象者で妊娠していることが明らかな方
- BCG接種の場合、外傷などによるケロイドが認められるお子さん
- B型肝炎の予防接種の対象者で、母子感染予防として、出生後にB型肝炎ワクチンの接種を受けたお子さん
- ロタウイルスの予防接種の場合、腸重積症の既往歴のあることが明らかなお子さん、先天性消化管障害を有するお子さん(その治療が完了したものを除く)及び重症複合免疫不全症の所見が認められるお子さん
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
予防接種を受けるに際し、医師とよく相談しなくてはならない人
以下に該当する方の保護者は、接種する前にかかりつけ医に予防接種を受けてよいかどうかを判断してもらいましょう。受ける場合には、その先生のところで接種してもらうか、診断書または意見書をもらってから接種に行きましょう。
- 心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気や発育などで治療を受けているお子さん
- 前に予防接種を受けたとき、2日以内に発熱、発しん、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられたお子さん
- 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことのあるお子さん
- 過去に免疫不全の診断がなされているお子さん及び近親者に先天性免疫不全症の方がいるお子さん(たとえば、赤ちゃんの頃、肛門のまわりにおできを繰り返すようなことがあった場合)
- ワクチンにはその製造過程における培養に使う卵の成分、抗生物質、安定剤などが入っていますので、これらにアレルギーがあると言われたことのあるお子さん
- BCG接種の場合、家族に結核の人がいて長期に接触があったなど、既に結核に感染している疑いのあるお子さん
- ロタウイルスの予防接種の場合、活動性胃腸疾患や下痢等の胃腸障害があるお子さん
予防接種を受けた後の注意事項
- 接種した部分が赤くなったり、痛んだり、軽いだるさ、発熱などを覚えることがあります。万一接種後に、高熱やけいれんなどの症状があらわれた場合は、すみやかに医師の診察を受けてください。
接種後、生ワクチン(ロタウイルス/BCG/麻しん風しん混合/水痘)では2週間~3週間、不活化ワクチン(小児用肺炎球菌/B型肝炎/5種混合/ヒブ(Hib)/4種混合/日本脳炎/2種混合/ヒトパピローマウイルス(HPV))では24時間は副反応の出現に注意していきましょう。 - 予防接種を受けた後30分間は、接種会場でお子さんの様子を観察するか、先生とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応は、この間に起こることがあります。
- 入浴は差し支えありませんが、接種した部位をこすらないように注意しましょう。
- 接種当日はいつも通りの生活をしましょう。激しい運動はさけましょう。
このページに関するお問い合わせは
健康推進部 健康づくり支援課
狭山市狭山台3丁目24番地
電話:04-2956-8050
FAX:04-2959-3074
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