日本国内において麻しん(はしか)の発生が複数報告されています。麻しんは感染力が強く、空気感染をするため、手洗いやマスクのみで予防することはできません。麻しんを防ぐためには麻しんの予防接種が最も有効なため、麻しん風しん混合ワクチンの定期予防接種対象のお子さん(生後1歳から2歳未満まで及び小学校入学前の1年間)は早めの接種をお勧めします。
予防接種の効果
麻しん風しん混合ワクチンは、麻しん(Measles)/風しん(Rubella)を予防するためのワクチンです。
麻しんとは、一般的に「はしか」とも呼ばれています。発熱やせき、鼻水といった風邪のような症状と発しんが現れ、まれに肺炎、脳炎など重い合併症を引き起こすことがあります。
風しんとは、発しんや発熱、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。症状は約3日間で治るので、「3日ばしか」と呼ばれることがあります。
1歳から2歳の間に麻しんまたは風しんにかかる可能性が高いので、1歳になったらできるだけ早く第1期の予防接種を受けるようにしましょう。麻しん、風しんともに1回の予防接種で、95%以上の子どもは免疫を得ることができますが、付き損ねや免疫が徐々に落ちてくることを防ぐために、忘れずに2回接種を受けましょう。
厚生労働省麻しん(はしか)はワクチン接種が有効です(PDF・355KB)
対象者
第1期:生後12か月から24か月(1歳から2歳)
第2期:小学校入学前年度のお子さん(2024年度は平成30年(2018年)4月2日から平成31年(2019年)4月1日生まれのお子さん)
接種方法
回数 | 法定接種年齢 | 備考 |
---|---|---|
第1期 | 生後12か月から24か月(1歳から2歳)未満 |
1歳になったらできるだけ早めに接種 |
第2期 |
5歳以上7歳未満 |
小学校入学前の1年間(4月1日から3月31日)に接種 |
注意事項
麻しん風しん予防接種は、麻しん・風しんの混合ワクチンを接種します。いずれか一方にかかったことがあるお子さんは、麻しん風しん混合ワクチン(MR)を使用しても差し支えありません。麻しん及び風しんの両方にかかった場合は接種不要です。
接種費用
無料
狭山市では防衛施設周辺整備交付金を一部活用し、麻しん風しん予防接種事業を行っています。
接種場所(要予約)
市内指定医療機関
県内接種協力医⇒詳しくは住所地外相互乗り入れ予防接種
このページに関するお問い合わせは
健康推進部 健康づくり支援課
狭山市狭山台3丁目24番地
電話:04-2956-8050
FAX:04-2959-3074
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