持続可能なまちを目指して
1月末に県内で発生した下水道管の老朽化による事故。この事故を契機にインフラなどの老朽化という重要な課題に世間の目が向けられることとなりました。以前にも「朽ちるインフラ」という本によって、この課題の深刻さは提起されていましたが、普段通り使用できる間は「まだ大丈夫」と問題が先送りされてしまうのが世の常です。
本市においては人口急増期に多くの公共施設や橋、上下水道などのインフラを整備してきました。これらの施設は計画的に維持管理していますが、老朽化が進む中でどのように維持、更新していくのか、本格的な検討が必要です。一方、社会は大きく変わり、1年間に生まれるこどもの数は20年前の約半数となり、高齢化も年々進んでいます。当然、市民サービスのあり方やニーズも時代とともに変わってまいります。今後はこうした「まちと人の高齢化」という課題にどのように対応し、次世代に負担を残さない形で持続可能なまちを目指していくのか。複雑な連立方程式のような難問ですが、全国の先進事例を参考に一つずつ課題を解決し、豊かな地域を作ってまいります。
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企画財政部 広報課
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