名言に学ぶ今年の心構え
市長という仕事をしていると多くの方との出会いや新しい発見があり、毎日が新鮮に感じます。しかし、その一方で常に迷い、悩む日々の連続でもあります。そんな私の心中を察してか、お会いするたびにリーダーとしての心構えを教えてくださる方がいます。ある時「嵐山町に安岡正篤記念館があるので、一度行った方がいい」と勧められました。安岡さんの著書や功績を多少知ってはいたものの、詳しくは知らずにいたので改めて訪問してきました。
安岡さんは東洋の思想哲学を学んだ後、自己を修め、広く国家や社会のために尽くせる人物の育成に情熱と人生を注ぎました。当時の講演録や著作は今もなお、多くの人々に影響を与えています。また、戦後政治史においても重要な場面で多大な貢献をされました。
帰り際、出口に大きな額が掲げられていました。「一燈照隅」との力強い書。その意味は「自分がいる場所を明るく照らす。これは誰にとっても必要なことであり、誰にでもできること。そういう人を増やせば日本も変わる」とのこと。
今年はこの言葉と共に日々努力を続けていきます。
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