平和事業として、被爆体験者、戦争体験者の語り部を講師として派遣し、市内公立小中学校で「平和を願う講演会」を実施しています。
講師の方から、自身の体験に基づく生の声を小中学校の児童、生徒に直接届けていただいています。
講師紹介
中島 寿々江 氏(狭山市在住)
小学校6年生の時、広島市内の爆心地から500メートルの距離にある大手町で祖母と生活。
原爆投下の当日には爆心地から3キロメートルほど離れた大洲町にいたため、大事には至らなかったが、原爆の投下により祖母や多くの親戚を亡くした経験を持つ。
原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さを次世代に語り継ぐため、語り部として市内や近隣市を中心に精力的に講演活動を実施。
原爆投下時の広島市の様子を、自身の体験を交えて伝えます。
写真からも当時の様子が伝わってきます。
杉本 孝一郎 氏(所沢市在住)
中学1年生の時、連日の空襲から逃れるため東京から新潟へ疎開。3月10日の東京大空襲の難からは逃れたものの、自宅は全焼し、多くの知人を失う。
自身の戦争体験について語ることはしなかったが、2005年(平成17年)に広島平和記念式典に参加したことをきっかけに、自分にも戦争の悲惨さを語っていく使命があると感じ、語り部としての活動を開始。
連日の空襲の中を逃げぬいた、自身の経験を伝えます。
「戦争の悲惨さ」のほかにも、「食べ物の大切さ」や「命の大切さ」についても語っていただきます。
このページに関するお問い合わせは
企画財政部 企画課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2935-4627
FAX:04-2954-6262
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