壮大な志を胸に挑む
先月半ばまで上野で開催されていた「蔦屋重三郎」の特別展を見てきました。ドラマの影響もあり、入場規制がかかるほどの来場者でした。今の時代に照らせば、彼の人生のスタートは決して恵まれたものとはいえないものでしたが、出版事業に活躍の場を見出し、後に名だたる浮世絵師となる多くの人材も発掘しました。「潜在顧客は江戸の衆、百万人」という彼が抱いた高い志と壮大な企画力で歩んだ人生に感動を覚えました。
現在、政府では頻発、激甚化する災害対応を強化するため、防災庁の設置を進めています。先日、近隣市とも協力して内閣府担当大臣に対して埼玉西部地域に防災庁の設置要望に行きました。自然災害が少ないこと、主要高速道路・緊急輸送道路へのアクセスの良さ、航空自衛隊入間基地による人と物資の輸送力、そして、首都圏に隣接している立地、日本広しと言えどもこれほどの好条件の場所はないはずです。狭山市を含めたこの地域が日本の防災対応の要となることは素晴らしいこと。蔦重にあやかって、高い志と壮大な企画力でチャレンジしています。
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企画財政部 広報課
狭山市入間川1丁目23番5号
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