2025年8月号

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更新日:2025年8月8日

夜空に輝く努力と知の結晶

平安時代の夜は風情があったのでしょう。清少納言は「夏は夜」としています。夜空を照らすのは月と星、きっと天の川も見えたはず。現代ではそれに加えて、人工衛星が夜空を横切ります。先日、私も宇宙ステーションが1等星くらいの光を放ちながら上空を通るのをしばらく眺めていました。以前、友人に誘われて、日本橋にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)を訪問したことがあります。会議室の名前は「月」や「火星」、そのドアには偉人たちの名言がいくつも貼り付けてありました。誰も成し遂げたことがないプロジェクトを成功へ導くためには、心の中にあるエネルギーに火を付けるのは大事なことです。また、21時頃まで会議室では、勉強会が行われていました。内容は宇宙に漂うゴミをいかに回収するかとのこと。男女問わず幅広い年代層の方々が熱心に取り組んでいる様子に驚きました。壁には「共創しよう。宇宙は世界を変えられる」との言葉。私達が当たり前のように使っているサービスはこうした目に見えない努力と知、志の積み重ねの上にあります。そんなことを思いながら見上げる夜空もまた格別ですね。

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