下水道は正しく大切に使いましょう

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更新日:2021年11月1日

 市の公共下水道は分流式で、汚水は和光市にある終末処理場で処理されます。下水道は、私たちの暮らしを守る大切な働きをしています。快適な暮らしに不可欠な下水道を大切に使うために、次のことに注意しましょう。

トイレでは

トイレットペーパー以外のもの(マスク、紙おむつ、ティシュ、布など)を流すとトラップや排水管が詰まり、マンホールから汚水があふれたり、ポンプ施設の故障の原因となり、下水道が使えなくなる恐れがあります。

汚水管に雨水を流さない

 汚水管に雨水を流すと、大雨の時には流量が増えて、道路上のマンホールから汚水があふれ出ることがあり、さらに終末処理場の機能にも支障をきたします。雨水は、浸透や貯留するように心がけましょう。なお、排水設備(水洗化)の工事は、市の指定した工事店で行ってください。

台所などで使った油は流さない

 油は、排水管や下水管を詰まらせるだけでなく、悪臭の原因にもなります。また、油分が増加すると、終末処理場での汚水処理ができなくなる恐れがあります。調理後のフライパンや皿についた油汚れは拭き取ってから洗い、天ぷら油などは固形化するなどして、燃やすごみに出しましょう。

生ごみや食べ残しは流さない

 生ごみ(野菜くず)などは、下水道管が詰まる原因になります。水気を良く切り、燃えるゴミとして出しましょう。

お風呂では

 髪の毛や石鹸などの固形物を流すと、固まってトラップや排水管が詰まる原因となります。排水口の目皿の上にたまった髪の毛などは不要となった歯ブラシなどでかき取ると、衛生的で簡単に取ることができます。

危険物など

 汚水ますやマンホールのふたを開けてガソリンやシンナーなどの揮発性の高い危険物を流すと、爆発して大事故になりかねませんので、絶対に流さないでください。

飲食店の皆さんへ

 グリース阻集器(トラップ)の設置と定期的な点検・清掃はしていますか?厨房等から出る排水に油脂分が含まれていると、配管内を詰まらせる恐れがあります。阻集機能を維持するため、阻集された油脂、ごみなどの清掃を毎日実施してください。(グリース阻集器とは、飲食店の厨房などに設置し、排水から油脂分を取り除く装置です)

排水管の近くには植栽しないでください

排水管に植木の根が侵入し、詰まりや破損の原因になり、工事などにも支障が生じる場合もあります。

ますの点検・清掃

 ますは、1箇月に1回程度は点検しましょう。 ますの中にゴミなどがたまると詰まったり、悪臭の原因となりますので、掃除をして、一般ゴミとして捨ててください。

故障のときは

 使用の際、トイレットペーパー以外のものを流さなければ、ほとんど故障はありません。なお、トイレの詰まりは、ほとんどの場合「ラバーカップ」を使って直ることがあります。
 排水管が詰まって水が流れない時など故障した場合は、下水道排水設備指定工事店に連絡をしてください。

このページに関するお問い合わせは
上下水道部 下水道施設課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2968-6502

FAX:04-2954-6262

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