狭山市内河川等における有機フッ素化合物の測定結果を公表します

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更新日:2024年3月1日

有機フッ素化合物であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、環境中で分解されにくく、高い蓄積性があることから、国内外において製造、使用等が規制されています。市は関係機関と連携し、存在状況等の把握に努めています。

有機フッ素化合物とは

有機フッ素化合物は、水や油をはじく性質や薬品に強い性質を持つため、フライパンや包装の表面処理剤などの身近な製品、泡消火剤などに広く用いられてきました。分解されにくく環境中に長期間残留する上に生体内に蓄積しやすいという性質も持っており、近年では有害性や免疫阻害性が問題視されています。

環境省は令和2年(2020年)5月28日、PFOSとPFOAを人の健康の保護に関する要監視項目※1に位置づけ、公共用水域及び地下水における目標値(暫定)を1リットルあたり50ナノグラム※2(50ng/L、PFOSとPFOAの合計値)に定めています。

※1 人の健康の保護に関する要監視項目:「人の健康の保護に関連する物質ではあるが、公共用水域等における検出状況等からみて、引き続き知見の集積に努めるべきもの」として、平成5年(1993年)3月に設定されたものです。現在、公共用水域では27項目、地下水では25項目が設定されています。

※2 ナノグラム(ng)は10億分の1グラムを示す単位

環境省の全国調査

全国調査において、狭山市内2地点におけるPFOS及びPFOAの調査を実施した結果、目標値(暫定)の超過は認められませんでした。

測定年月測定場所

PFOS+PFOA
(ng/L)

2021年1月入間川(狭山大橋)6.4
2021年1月地下水44

市の調査

公共用水域を対象としてPFOS及びPFOAの調査を実施した結果、目標値(暫定)の超過は認められませんでした。

測定年月測定場所

PFOS+PFOA

(ng/L)

2021年11月不老川(入曽橋)22
2024年1月久保川(無名147号橋:青柳572付近)3.3

なお、水道水におけるPFOS及びPFOAの濃度検査も併せて実施しています。

このページに関するお問い合わせは
環境経済部 環境課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-6793

FAX:04-2954-6262

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