猫を飼う時に考えてほしいこと

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更新日:2024年1月15日

猫を飼っている方、これから猫を飼おうと考えている方へ

生涯飼い続けることができますか?

飼い主のいない猫は4年から5年、飼い猫は10年から20年生きると言われています。
これから飼おうとしている方は「20年先まで世話ができるか」飼う前によく考えましょう。
現在は健康でも、飼い主さんが病気や入院せざるを得なくなった時のために、残された猫の世話をお願いできる親類や知人、近所の方を普段から探しておくようにしましょう。

不妊・去勢手術を受けさせましょう

メス猫は1年に2から3回発情し、1回に4から8匹出産すると言われています。たくさんの子猫が生まれて飼いきれなくなっても新しい飼い主を探すことは非常に大変です。
 また、オス猫にはスプレー行動が見られ、非常に強い臭いのする尿をあちこちにふきかけます。発情期にはオスとメスが互いを求めて外に出たがり、メス猫は毎日のように甲高い声で鳴き続け、人間は夜も寝られない状況になります。この時期に根負けして外に出してしまうと、非常に高い確率で妊娠してしまいます。
 不妊手術をすれば、発情期のストレスからペットを解放でき、行動も穏やかになり、生殖器官等の病気にもかかりにくくなります。産む必要のない場合には、ぜひ避妊・去勢をしてください。

室内飼育をしましょう

猫は、環境を整えれば室内で充分生活できる動物です。屋外に出しているとフン・尿のトラブルが発生したり、車にキズをつけるなど、ご近所へ迷惑をかけることがあります。また、感染症やケガ、交通事故などの危険も多く、迷子になることもあります。近隣への迷惑だけでなく猫の安全のためにも室内飼育をしましょう。

所有者明示をしましょう

首輪・名札(最近だとマイクロチップなども)などにより、身元表示をするようにしましょう。迷子や災害時にはぐれてしまった場合も、飼い主に連絡が取れるため戻ってきやすくなります。

入手方法を考えましょう

飼うことを決めたら、どこから入手するかよく考えましょう。日本では多くの猫が殺処分されています。ペットショップやブリーダーから購入するだけでなく、埼玉県動物指導センターや動物保護ボランティアなどからの入手も考えてみましょう。

猫による被害に困っている方へ

猫が敷地内に入り込みフンや尿をするのは、その猫にとって快適な場所だからです。埼玉県のホームページに対策が掲載されていますので、いろいろな方法を試してみましょう。

飼い主のいない猫に餌を与えている方へ

  1. 餌を放置すると近隣の生活環境を不衛生にし、近隣トラブルにつながりますのでやめましょう。餌を与える場合は、世話をする人の所有地または所有者の承諾が得られた場所で与え、長時間放置しないようにしましょう。
  2. 不妊・去勢手術を実施し、飼い主がいない猫が増えないようにしましょう。
  3. 世話をする人の所有地または所有者の承諾が得られた場所に猫用トイレを設置し、そこで排泄させるようにしましょう。排泄物は速やかに回収し、排泄場所は常に清潔を保つようにしましょう。
  4. 飼い主のいない猫がその地域で生活するためには、近隣の方の理解が必要です。猫を世話することについての趣旨などを近隣の方へ説明し、理解を得たうえで行いましょう。

猫に関する相談先

  • 近隣での猫の飼養方法にお困りの場合:埼玉県動物指導センター南支所(電話番号:048-855-0484)
  • 虐待を発見したとき:埼玉県動物指導センター南支所(電話番号:048-855-0484)

狭山警察署(電話番号:04-2953-0110)

  • 猫が迷子になったとき:埼玉県動物指導センター南支所(電話番号:048-855-0484)

狭山警察署(電話番号:04-2953-0110)

  • 道路上で猫が死んでいるとき:奥富環境センター(電話番号:04-2934-5546)
  • 飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金について:狭山市役所環境課(電話番号:04-2937-6793)

このページに関するお問い合わせは
環境経済部 環境課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-6793

FAX:04-2954-6262

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