家庭系生ごみリサイクル事業

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更新日:2024年3月26日

資源循環型社会の実現を目指し「生ごみリサイクル事業」

「生ごみ」は、いつから焼却処理されるようになったのでしょうか。ごみ集積所に持っていけば、跡形もなく収集され、気が付かないうちに処理されています。私たちはこれが当たり前という暮らしを続けてきました。焼却すれば、地球環境に影響を与える温室効果ガスや焼却灰が発生します。

市は、環境負荷の軽減及び焼却処理施設の延命化を図るとともに、資源循環型社会を目指して、生ごみを”もやすごみ”と分けて収集し、有機資源としてリサイクルする事業を平成14年(2002年)4月に開始しました。生ごみのリサイクル活動に積極的に取り組む”狭山生ごみ資源化をすすめる会”をはじめとする市民の協力のもと、市内約250世帯でスタートし、令和5年(2023年)4月現在では、約950世帯が参加しています。

生ごみリサイクルのメリット

もやすごみの成分は、水分が重量の半分近くを占めています。生ごみリサイクル事業に参加することによって、もやすごみの水分量が減り、重いごみ袋を集積所まで持っていく必要がなくなります。また、生ごみがバケツに分別されるので、カラスなどの被害もなくなり、地域のごみ集積所が衛生的になる、といったメリットがあります。
※生ごみを「もやすごみ」として集積所に出す場合は、十分に「水切り」を行っていただくと「もやすごみ」の中の水分量が減少しごみの減量につながりますので、ご協力お願いいたします。

令和4年度は約118トンの生ごみを資源化しました

広報さやま、ホームページなどを通じて、生ごみリサイクルの普及啓発活動を行い、更なる参加世帯の拡大に取り組んでいます。参加を希望する個人、グループには、事業内容や参加方法など、詳細についての説明会、出前講座等を随時開催しています。

広がっています、生ごみリサイクルの()

生ごみリサイクル事業は、家庭の生ごみを”もやすごみ”と分けて収集し、堆肥や飼料にする事業です。専用バケツで排出された生ごみは、市の委託を受けた工場で、高速一次発酵処理します。この一次処理物は、肥料・飼料メーカーで原材料の一部として利用、製品化され、全国に流通しています。また、肥料製品のひとつとして狭山市のオリジナルブランド「ゆうき肥狭山」(園芸・ガーデニング用)が作られています。
一次処理物は市内イベントでも試供品(肥料)として無料配布しています。また、この事業参加者かこれから事業参加を希望される方は、資源循環推進課へご連絡いただければおわけいたします。

”捨てる暮らし”から”活かす暮らし”へ

資源循環型社会とは、天然資源の消費が抑制され、環境への負荷が低減される社会です。そのためには、社会経済活動はもちろん、私たちの暮らしそのものを早急に見直すことが必要です。
つまり、冷蔵庫の中で食品を腐らせない、食べ残しがないように調理する量を調整するといった、家庭からごみそのものを出さない暮らしを心がけてもらうことが第一です。
そして、どうしても他に利用できない場合は、資源としてリサイクルすることです。“捨てる暮らし”から“活かす暮らし”へ、ライフスタイルを変換してみませんか。

他の自治体等からの視察状況

他の自治体等からの視察は以下のとおりです。
・埼玉県新座市(2016年3月)
・徳島県徳島市(2016年5月)
・埼玉県朝霞市
・青森県の4市合同(2017年3月)

このページに関するお問い合わせは
環境経済部 資源循環推進課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2937-6943

FAX:04-2954-6262

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