2024年11月5日(火曜日)、14日(木曜日)、22日(金曜日)、12月4日(水曜日)、2025年1月10日(金曜日)、2月6日(木曜日)に、「これからの働き方をデザインするワークショップ~女性活躍推進を考える~」をテーマに、民間企業や大学などの教育機関による多様なメンバーが課題解決に向けて協働するワークショップを開催しました。
このプログラムは、損害保険ジャパン株式会社との共催事業として実施し、損害保険ジャパン株式会社社員と市職員だけでなく、イオンリテール株式会社や小島化学薬品株式会社の社員、武蔵野学院大学学生など総勢30名のメンバーが参加しました。
産官学連携プログラムチラシ
日時・場所 | 開催方法 | 概要・テーマ | 講師 | |
---|---|---|---|---|
1日目 | 2024年11月5日(火曜日) |
オンライン | 問いのデザイン入門 | 株式会社MIMIGURI |
2日目 | 2024年11月14日(木曜日) |
オンライン | デザイン思考 |
神戸大学大学院 |
3日目 | 2024年11月22日(金曜日) |
集合 | これからの働き方をデザインするワークショップ |
武蔵野学院大学 |
4日目 | 2024年12月4日(水曜日) |
集合 | これからの働き方をデザインするワークショップ |
武蔵野学院大学 |
5日目 | 2025年1月10日(金曜日) |
集合 | これからの働き方をデザインするワークショップ ~女性活躍推進を考える~ |
武蔵野学院大学 |
6日目 | 2025年2月6日(木曜日) |
集合 | これからの働き方をデザインするワークショップ |
武蔵野学院大学 |
第1回 オンライン講義(問いのデザイン入門)
株式会社MIMIGURI 代表 安斎勇樹氏を講師に迎え、越境学習の意義や「デザイン思考」の基本となる「問い」について、ワークを交えながら講義いただきました。
参加者からは
- さまざまな立場で同じテーマを話すことの面白さを感じ、今後がさらに楽しみになりました。
- 1on1の対話を通じて、気づけていない自分の一面やこだわりを多く発見することができて、いい機会となりました。
などの感想をいただきました。
第2回 オンライン講義(デザイン思考 ブートキャンプ)
神戸大学大学院経済学研究科・V.School 教授の内田浩史氏を講師に迎え、「『より良い仕事終わり』をデザインする」をテーマに、「デザイン思考」をワークを通じて実際体験しながら、講義を進めていただきました。
参加者からは
- 考えを実際にイラストで表現したことがなかったので、楽しかったです。また、イラストにすることにより頭の中が整理されて説明がしやすくなりました。
- 相手が抱える課題を聞き出し、それに対してアイデアを出し、さらにフィードバック受けて再考するというのはこれからのキャリアで活かせる場面が多いのではないかと思いました。
- イメージしたものを言語以外のもので提案する発想は、新鮮で面白かったです。
などの感想をいただきました。
第3回 講演・パネルディスカッション・グループワーク(デザイン思考:共感 Empathy)
武蔵野学院大学・武蔵野短期大学事務局次長 兼任講師 森祐介氏を講師に迎え、民間企業者・大学生・市職員という多様なメンバーで構成されたグループによるワークショップ(全4回)が始まりました。
冒頭の「女性活躍推進の現状」の説明の後、イオンリテール株式会社 北関東カンパニー 人事総務部 教育担当部長 渡部奈美氏と損害保険ジャパン株式会社 埼玉支店 所沢支社 主任 鈴木冴弥氏に、自身の経験をもとに「女性の活躍」には様々な選択肢があることをご講演いただき、パネルディスカッションでは、それぞれの立場からの女性が働くことの現状や困難さについてお話いただきました。
後半では、デザイン思考の手法の一つ(1)共感(Empathize)について、「課題解決のために、課題を抱えた人にインタビューする」を体験しながら、真の課題は何なのかを聞き出す手法を学びました。
参加者からは
- 社会人歴の長い方や学生など、多様なメンバーと交流し、職場では体験できない刺激的な時間を過ごすことができました。
- 実際に働く女性のこれまでの経験を講話として聴くことができたことは、とても刺激になりました。
などの感想をいただきました。
講義の様子
パネルディスカッションの様子
グループワークの様子(その1)
グループワークの様子(その2)
第4回 グループワーク(デザイン思考:定義 Define ・アイデア出し Ideation)
第3回に引き続き、武蔵野学院大学・武蔵野短期大学事務局次長 兼任講師 森祐介氏を講師に迎え、デザイン思考の手法(2)定義(Define)、(3)アイデア出し(Ideation)について、グループワークを通じて学びました。
参加者からは
- メンバー1人1人の個性があり、多様な意見が出てくるため、おもしろく、気づきを得たり、納得することが多かったです。
- 自分では思いつかないような発想がたくさん出てきて、他の方から意見を聞くことができ、改めてグループワークが重要であると思いました。
などの感想をいただきました。
エンパシーマップの作成の様子(その1)
エンパシーマップの作成の様子(その2)
グループワークの様子(その1)
グループワークの様子(その2)
第5回 グループワーク(デザイン思考:プロトタイプ作成 Prototype)
第3回・第4回に引き続き、武蔵野学院大学・武蔵野短期大学事務局次長 兼任講師 森祐介氏を講師に迎え、デザイン思考の手法(4)プロトタイプ作成(Prototype)を学び、グループワークでは、各グループでまとめたアイデアで課題をどのように解決するのか、レゴブロック用いてアイデアの「機能」「デザイン」「ストーリー」を表現しました。
参加者からは
- インタビューやグループでの対話など一人では考えつかない事や方向性の整理など、多くの意見を聞くことができ、学びとなりました。
- レゴでアイデアを形にするのは難しかったのですが、レゴは簡単に組み立てや分解ができるため、試行錯誤しながら作成することができました。また、様々なアイデアを可視化することで、自分たちのイメージに近いものを作成することができました。
などの感想をいただきました。
講義の様子
グループワークの様子
プロトタイプ作成の様子(その1)
プロトタイプ作成の様子(その2)
第6回 プレゼンテーション
最終回となった2月6日には、様々な立場のメンバーで構成された各グループが、これまでの講義・ワークショップで習得した知識を集約して、作り上げたプロトタイプ(試作品)の発表を行いました。
女性活躍推進を考えるなかで、これからの女性・男性の働き方を支援・サポートするユニークなアイデアが発表されました。
第6回の様子
発表の様子(その1)
発表の様子(その2)
リフレクションの様子
このページに関するお問い合わせは
市民部 男女共同参画センター
狭山市入間川1丁目3番1号(市民交流センター2階)
電話:04-2937-3617
FAX:04-2937-3616
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