小正月のころ、奥富公民館では、小学生を対象に『まゆ玉つくり』が行われます。
まゆ玉とは、むかし狭山市でも養蚕業(カイコの糸を集めるしごと)がさかんだったころ、カイコの神様にまゆに似たてたお米の団子をお供えして、豊作をおねがいしました。
「むかしは、家のまん中と神棚にナラの木に飾った団子をお供えしたもんだぁ」と地域の方がはなしてくれました。
あつまった子どもたちも、自分達でつくったお団子をとても楽しそうにナラの木にかざっていました。さいごにちょっと多めにつくったお団子をみんなでおいしくいただいて、のこったお団子は、「おかあさんに見せるの」と、それぞれ持ってきていたお弁当箱にだいじそうにつめて、もち帰りました。
- まゆ玉のつくり方
材料:米粉1000g・湯800cc
1 米の粉に熱湯を注ぎながら箸でよくかきまわし、それをこねる。
2 よくこねた後、すこしずつちぎってお団子をつくる。
3 これをぬれ布巾をしいた蒸器に入れて、15分ほど蒸す。
4 蒸しあがった団子をおぼんにうつし、うちわであおいだら完成
関連項目
民話・伝承
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電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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