十日夜(柏原保育所)

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更新日:2011年3月1日

柏原保育所では、毎年11月10日頃に【十日夜(とうかんや)】という行事が園庭で行われます。十日夜とは、旧暦10月10日の夜のことで、昔は市内の各地区で行われる子どもたちの年中行事でした。この日は田の神が山に帰る日とされ、子どもたちがワラ鉄砲(わらを束ねて結んだもの)を手に農家の家々で、庭の地面をたたいてねずみやモグラを追い出して回ったそうです。
と~うかんや~、とうかんや~、10日の晩のワラ鉄砲~
う~んとうって~、うちのめせ~、ど~んとうって~、うちのめせ~
ぼたもちくっても、とうかんや~、めんめんくっても、とうかんや~
と~うかんや~、とうかんや~
と柏原保育所の子どもたちはうたってきかせてくれました。
当日は、地元の方々が、園庭にワラ束を持ってきて、子どもたちといっしょにワラ鉄砲を作ります。
『昔は、いい音を出すためにワラの中にさといもの茎を入れた』とのことです。
子どもたち全員分のワラ鉄砲を作るのは大変ですが、できあがると子どもたちは楽しそうにいっせいに地面をたたきながら十日夜の唄をうたいます。
※保育所の許可がないと見学できません

関連項目

民話・伝承

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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