十日夜(とおかんや)亥の子の話

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2025年10月30日

『昔は、おらとこも子どもたちが、とおーかんや(十日夜)をやったもんだ』
市内の畑作地帯に住んでいるおじいさんがなつかしそうに話してくれました。
十日夜の行事ですが、11月9日の夜は、わら鉄砲を作って畑の横の地面を力いっぱいたたきます。畑の作物を荒らすモグラやネズミを追い出す役目をしたといいます。そのとき、地面をたたく音を聞いて畑のダイコンが背のびをして大きくなるのだといって「ダイコンの年とり」といったそうです。
9日にはダイコン畑に入ってはいけないとか、ダイコンをとってはならないといったそうです。
亥の子の行事にも、いろいろな言い伝えがあるものです。
(広報さやま2002年11月10日号より)

関連項目

民話・伝承

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

この情報は役に立ちましたか?

お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。