冬至のお話

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更新日:2011年3月1日

冬至のお話

 12月21日は、「冬至」という行事があります。冬至は、24節気の1つで、北半球の日本では1年のうちで昼がいちばん短く、夜がいちばん長いのだといわれています。
 この日は、寒さに向かって体力をつけ、健康を維持するためにカボチャやコンニャクを食べる風習があるそうです。また、冬至の「と」の字がつく、豆腐、ふきのとう、とうがらしなども食べたそうです。そして、お風呂はゆず湯にして入るそうです。
 市内では、この行事も地区によって少しずつ異なっています。
 奥富あたりでは、コンニャクは味噌おでんにして食べ、カボチャは『冬至とうなす』と言ってから食べました。
 また、北入曽では、カボチャとコンニャクは煮て食べ、ユズは縁の下に入れ、これは火難除けになるといわれていました。ゆず湯にも入りました。
 そして堀兼では、冬至に邪気(じゃき)払いのため、コンニャクを煮たり、おでんにして食べ、カボチャは中風(ちゅうふう)や風邪の予防になると言って食べました。
 昔の人たちの知恵(ちえ)を大切に伝承して、風邪などをひかずに健康な体でよいお正月を迎えたいものです。
(広報さやま平成16年12月10日号より)

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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