英霊を偲び恒久平和を誓う
明治維新によって日本は近代国家の道を歩み始めました。当時は欧米列強によってアジア諸国が次々と植民地化される中、先人たちは現代と比較にならない程、大きな危機感を抱きながら、自国の独立と安全を守ろうとしてきました。その結果、いくつかの大きな戦争を避けることはできず、多大な犠牲が強いられました。日清戦争終結から130年、日露戦争終結から120年、そして先の大戦終結から80年。2025年は近代日本が戦った戦争の終戦の節目にあたりますが、今日では戦争の経験者はもちろん、ご遺族の方も年々減少傾向の一途を辿っています。
数年前、鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪れました。特攻によって散っていった多くのご英霊の遺書には家族、友人、自分の生まれ育った故郷を守ろうとする切実な思いと次の世代が平和に暮らせるようにとの願いが記され、涙なくして読むことができませんでした。
先月行われた、狭山市戦没者追悼平和祈念式典ではご英霊たちの尊い犠牲に感謝すると同時に、恒久平和を次の世代に伝え、つなげていくことを誓いました。
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