狭山の歴史(近代から現在)

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更新日:2024年3月27日

明治維新の狭山市

明治4年(1871年)の廃藩置県により、現在の埼玉県域には埼玉県と入間県が誕生しました。
狭山市域を含む入間県は管下の村々を大小区制によって統治することとし、11の大区と91の小区を設けました。
狭山市域の村々は第3大区5小区から7小区、第4大区2小区と3小区に含まれることになりました。
この行政区域は現在の狭山市とは大きく異なり、川越市、所沢市、飯能市、入間市の一部を含む大きなものでした。

明治22年(1889年)市制・町村制が施行され、狭山市域には入間川、入間、堀兼、奥富、柏原、水富の6か村が誕生しました。

入間川村は明治24年(1891年)8月に町制をしいて入間川町となり、近隣の物資の集散地や商業の核として発展しました。

昭和の狭山市

昭和29年7月1日に埼玉県内15番めの市として誕生しました。
その誕生は、入間川町、入間村、堀兼村、奥富村、柏原村、水富村の1町5か村の合併によるもので、当時の人口は31,030人でした。

昭和30年には、初めての市議会議員選挙が行われ、30名の市議会議員が選ばれました。また、現在の広報さやまの前身である狭山市政だよりも創刊されました。「市政だより」創刊号のダウンロードはこちらから(PDF:37,188KB)

昭和33年は、ジョンソン基地(現在の航空自衛隊入間基地)のB57爆撃機が、市内の入間川地区に墜落。死傷者14名を出し、10棟が全半壊するという惨事となりました。

昭和39年には、市内最初の信号機が新富士見橋南側交差点と鵜ノ木交差点に設置されました。
昭和40年に入ると、川越・狭山工業団地(新狭山地区)で次々に企業の操業が始まります。

また、昭和40年代後半には狭山工業団地(上広瀬・柏原地区)でも操業が開始され、両工業団地の整備で狭山市の工業は飛躍的な発展をとげ、昭和57年に製造品出荷額は、埼玉県でトップとなり、現在もトップクラスを維持しています。

昭和48年には、韓国の忠武市(現・統營市)と姉妹都市を締結、翌49年には市制施行20周年を記念して、市民憲章、市歌、市の花・木・鳥を制定しています。

昭和50年には、狭山台団地が完成し入居が開始され、56年からはつつじ野団地の入居も始まっています。

昭和53年には、狭山市のまちづくりが評価され、埼玉県による「文化行政モデル市」の指定を受けています。

昭和54年は、西武新宿線入間川駅が狭山市駅と改称され、市の玄関としてふさわしい名称となりました。
また、入曽の獅子舞が県指定文化財(無形民俗文化財)に指定され、11月には、待望の市民会館が開館し、市制25周年の記念式典が行われています。

昭和59年に市制施行30周年を迎えました。その記念行事として「狭山産業・市民まつり」が盛大に開催されました。この年にはNHKのど自慢も開催されました。

昭和60年に「第2次狭山市総合振興計画」の策定を行い、市の将来を見つめたまちづくりをスタートさせました。
この年の9月には市内の人口が15万人を超えました。

平成の狭山市

平成元年5月に智光山公園こども動物園がオープン。12月には、市制施行35周年を期して、平和で豊かな社会を築き、次の世代に引き継ぐため、平和を願う心を結集し平和都市を宣言しました。

平成3年11月、狭山稲荷山公園内に博物館が開館しました。原始・古代から現代までの狭山市の歴史をわかりやすく紹介するとともに、企画展や体験学習・歴史講座なども随時開催しています。

平成5年4月、狭山市生涯学習基本計画がスタート。7月には、狭山台図書館・体育館・プールがオープンしました。

平成8年3月、首都圏中央連絡自動車道の青梅インターチェンジから鶴ヶ島ジャンクションが開通し、交通の利便性がさらに高まりました。

平成10年、第二環境センター(現稲荷山環境センター)のごみ焼却熱を有効利用し、温水プールやトレーニングルームを備えた健康増進施設「サピオ稲荷山」がオープンしました。

平成11年、アメリカ合衆国オハイオ州ワージントン市と姉妹都市を締結。平成13年4月、第3次狭山市総合振興計画スタートしました。

平成16年に狭山市は市制施行から50周年を迎えました。

平成17年3月、東京狭山線の沢地区から奥富地区までの開通に伴い、国道16号の下をくぐる狭山市初のトンネルとして延長403メートルの狭山トンネルが開通しました。

平成19年3月、公式モバイルサイトの取り組みが地域づくり総務大臣表彰を受賞し、名実ともに全国モデルとなりました。

平成24年6月、狭山市駅西口地区の整備事業が完了しました狭山市の表玄関の“顔”である中枢拠点にふさわしい、魅力ある空間を備えた、安全でにぎわいのある市街地の形成を図る」ことを目標に、狭山市駅周辺の総合的なまちづくりが進められています。

平成26年に市制施行60周年を迎えました。これを記念して、狭山市とNHKさいたま放送局の共催によるNHKのど自慢を開催。のど自慢のテーマである「明るく!楽しく!元気よく!」にふさわしく、予選を勝ち抜いた出場20組の歌声とともに、「元気な狭山」が日本全国に届けられました。

このページに関するお問い合わせは
企画財政部 広報課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2935-3765

FAX:04-2954-6262

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