齋藤誠議員の一般質問【平成25年第3回定例会】

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更新日:2013年11月8日

ここに掲載している内容は、狭山市議会の公式記録ではありません。

ここでお知らせする内容は、一般質問の質問と答弁の中から、議員が掲載を希望するものを要約したものです。あらかじめご了承ください。
なお、詳しい内容をお知りになりたい方は、会議録をご覧ください。会議録は、平成25年11月下旬から市役所行政資料室、図書館、また、狭山市議会ホームページでご覧いただけます。

事故が起こる前の対策を継続的に講じよ!

◆児童目線で通学路総点検を
Q各小学校の定期的な通学路点検の際、児童の目の高さで点検することが必要と考えるが。
A登校指導や一斉下校の際に、教員や保護者が児童と通学路を歩いたり、意識的に子どもの身長を考慮しながら、危険箇所を把握している。また、保護者や地域の方から寄せられた危険箇所の情報を地域安全マップや通学路安全マップに加え、より多くの視点から危険箇所の把握に努めている。

◆より安全な自転車通学へ
Q中学校の自転車通学者へのヘルメット着用義務化についての取り組みは。
A事故から頭部を守り被害を軽減する手段として、ヘルメット着用を考えている。自転車通学を許可している6校のうち1校では、10月半ばから試験的に希望者に着用させ、来年4月からは全員に義務づける方向で検討している。

◆交差点の安全確保を
Q信号機などの設置困難な交差点こそ安全対策が望まれるが、今後の対策は。
A現場の状況を十分把握した上で、注意を促す看板や路面標示を行うなど、交差点の安全確保と事故防止に努めていく。

Q信号機の無い、円形の交差点であるラウンドアバウトの見解は。
Aラウンドアバウト方式、いわゆるロータリー型交差点は、長野県飯田市で本年3月に完成したと聞いている。この交差点の特性は、交差点内の速度抑制が図れること、信号機の設置が必要ないことから、待ち時間の解消、信号機の設置費用、維持管理費の削減などに効果があるとされている。一方、交差点内に円形のロータリーを設置する必要から、交差点面積が増大すること、歩行者動線のあり方などの検証も想定される。また、この方式の交差点は、欧米では多くの導入事例があるが、国内では全国的に事例が少なく、国でもロータリー型交差点の適用条件、設計基準などを含め検証する動きもあることから、今後、先進市の状況や国の動向について注目していく。

◆ヒヤリ・ハットの体験から事故防止へ
Qあらゆる機会を捉えてヒヤリ・ハットの体験を語り合い、意識啓発を高め事故防止へつなげる取り組みは。
A重大な事故が発生した際には、その前に多くのヒヤリ・ハットが潜んでいる可能性が十分に想定されるため、その事象を事前に啓発することは安全対策上、大変重要なことと考える。交通安全フェア、交通安全教室など機会を捉え、啓発を行い、事故防止に努めていく。

◆さやまっ子緊急メール
Qシステムの導入後の状況と今後の課題は。
A導入後は、市立幼稚園では5月に実施した園児の引き取り訓練の際に活用している。また、小中学校では、市内一斉にテスト配信を実施した後、各学校で運用しているが、小学校では特に引き取り訓練の際に、また中学校では天候の急変などに伴う学校行事の遅延や下校時刻の変更連絡などに活用している。さらに、小中学校ともに不審者情報の連絡にも活用している。課題は、登録率を上げることが第一であり、今後、機会を捉えて、この簡便性や緊急時における有効性をアピールし、登録を促していく。

このページに関するお問い合わせは
議会事務局

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2968-6572

FAX:04-2955-2396

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