マンホール蓋修繕

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2011年3月1日

 マンホール蓋と舗装の段差やマンホール蓋のがたつきの解消方法として、舗装を円形に切断して修繕を行う工法があります。 通常の工法と比べて、工事範囲(掘削)、振動、騒音が小さく作業時間が短縮でき、二酸化炭素の削減にも寄与できます。
 また、工事費の削減ができます。
 全ての現場においてこの工法が有効とは限りませんが、現場状況により、円形に切断して行う工法を採用しています。

マンホール蓋の修繕方法(円形切断による)

施工前の状況になります。(マンホール蓋と舗装の段差、マンホール蓋のがたつき、道路の舗装等の状況を確認し修繕方法を検討します。)

舗装を円形に切断している状況です。

削岩機(ブレーカー)を使って舗装版を小さく砕き、取り除いています。

舗装版を取除き、マンホール蓋を撤去した状況です。
また、モルタルを打設するため、清掃をして舗装ガラ等を取除き、打設面の転圧をします。

マンホール蓋の設置状況です。
道路路面の状態を考慮して、蓋の設置高さを調整します。

超早強無収縮モルタルを打設している状況です。

打設が完了した状態です。
超早強無収縮モルタルは、通常のよりも、固まる速さがとても早い特殊なモルタルです。そのため、作業のスピードアップにつながっています。

モルタルを打設した状態では、5ミリ程度の段差があります。これは、表面に樹脂舗装を塗り、既存の舗装面とすり付けるためです。樹脂舗装がモルタル、蓋、舗装に、密着するように補足材としてプライマーを塗ります。

樹脂舗装を塗り舗装面の仕上げと、蓋と舗装の段差が小さくなるようにすり付けています。
樹脂舗装の硬化が早いため、ここでも、作業のスピードアップに貢献しています。

施工後の状況になります。
舗装の切断形状、蓋の形状のどちらもが円形のため、見た目に違和感が少ないと思います。

このページに関するお問い合わせは
上下水道部 下水道施設課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2968-6502

FAX:04-2954-6262

この情報は役に立ちましたか?

お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。