2017年2月7日(火曜日)、狭山市立狭山台小学校第5学年の児童(81名)が、自ら企画・提案した“夢”の実現に挑戦する「夢をかなえるプロジェクト」~狭山のみんなで叶える夢と希望のプロジェクト2016~の発表会を実施しました。2016年4月に企画、提案された児童たちの夢が、児童たちの取り組みと支援団体の協力により実現しました!
今回の取り組み
2016年9月から製作に取り組んできたピタゴラ装置の発表会を体育館で実施しました。発表会には多くの保護者や地域の方が参加し、児童たちは多くの参観者の前でピタゴラ装置の解説、実演を行いました。
発表会までの児童の活動
中間発表までにグループごと(全16グループ)で製作したピタゴラ装置を連動させ、学年で一つの大きな装置を完成させ最終発表を行うことを目標に活動しました。
しかし、16の装置すべてを連動させることは大変困難だったため、支援団体の協力の下3つから4つずつの装置を連動させ、5つのブロックを完成させました。各ブロック間については児童たちの手でつなぐこととしました。
発表会の流れ
はじめの会では、児童がこれまでの活動を説明しました。児童から出された数々の夢の中から、ピタゴラ装置の製作に挑戦するまでの過程も説明されました。その後、各グループの装置について、実際に装置を製作した児童が参観者に向けて装置の見どころを紹介しました。児童たちは自分たちで製作した装置のことをうれしそうに紹介していました。
そして、いよいよピタゴラ装置の発表です。発表にあたっては製作した5つのブロックを「草原」、「砂漠」、「海」、「空」、「敵の城」に見立て、児童たちが演劇により、主人公とその仲間たちが冒険の旅に出るというストーリーを表現しながらピタゴラ装置の実演を行いました。5つの装置を通った玉は大玉へとつながり、代表の児童らが製作したステージ上の最後の装置へ運ばれました。最後の装置は、装置の終わりに用意された大きなスイッチの上に大玉が落ちることで、これまでの活動の様子がスクリーンに映し出される仕掛けになっており、児童はスクリーンの映像に熱い視線を注ぎ、これまでの活動を振り返りました。
おわりの会では、児童が次のような感想を発表しました。
「ピタゴラ装置の製作は難しくて、悩むことが多くあったけれど、仲間や大人たちにアドバイスをもらうことでアイデアが次々と湧いてきた。今回のプロジェクトを通じて、難しいことでも挑戦すれば叶うということ、大きなことに挑戦するためには多くの人の協力が必要だということを学んだ」
「難しくてうまくいかないこともあったが、今回の夢に挑戦できてよかった。大人にアドバイスをもらうことでうまくいったことも多くあった。今日の発表会をみんなに見てもらえてよかった。」
講評
校長の言葉
このプロジェクトの話を聞いて、ぜひみんなに挑戦してほしいと思いました。期待していたとおりのすばらしい発表でした。
小谷野市長の言葉
自分の夢を声に出し、いろいろな人の助けを借りながら、諦めずに取り組むことが夢をかなえる唯一の方法であると思う。今回のプロジェクトを通じて、5年生のみんなはそのことを自分の体験で実感することができたのではないか。
当日の様子
本番を前に最終調整を行います。
製作した装置を仲間に披露しました。
「最後の装置」も登場しました。
体育館を埋め尽くす巨大な装置が完成!
入念にリハーサルを行います。
期待通りの動きに思わず笑みがこぼれます。
今回のプロジェクトにかける思いを発表しました。
来場者に装置の見どころを紹介しました。
真剣な表情で装置を見つめます。
いよいよクライマックスです!
これまでの活動を映像で振り返ります。
プロジェクトに参加した感想を児童が発表しました。
市長がプロジェクトに込めた思いを語りました。
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企画財政部 企画課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2935-4627
FAX:04-2954-6262
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