笹本英輔議員の一般質問【平成26年第3回定例会】

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更新日:2014年11月10日

すぐ対策を!子どものネット・スマホトラブル

◆「持たせない」だけでは間に合わない!
Q子どもたちや保護者にトラブルの実例と適切な利用法の周知啓発を図り、専門の方々にお力添えをいただきながらも、トラブルが尽きない背景をどのように考えているか。
A特にインターネットは、直接相手の表情を見ながらのコミュニケーションが行われないためトラブルが起きやすく、児童生徒の情報モラルや社会規範に対する未熟さや、他人の心情を思いやる力が十分に身についていないことが背景にあると考えている。

Q子どもたちに情報モラルやスマホ利用のルールを自ら考えさせたり、大学生などとともに学んだりする場を設けては。
A生徒会の組織を活用し、子どもたちが主体的にネットの適正利用や情報モラルについて考え、自分たちで利用のルールを決めることは大変に有意義な方法であり、十分に効果が期待できるものと考えられ、検討したい。

Q情報モラルやネットの適正利用の必要性が保護者に浸透しない背景をどう考えているか。
A浸透しない背景には、そもそも関心がなかったり、対処方法がわからなかったりするなどの事情が保護者側にあると考えられる。また、スマートフォンや携帯電話は、連絡手段として持たせていることの意識が先行し、これによる悪影響への認識が薄いことなども考えられる。

Q愛知県刈谷市の取り組みは、夜9時以降にスマホを使わせないのが重要なのではなく、子どもたちと保護者がスマホ利用について話し合う機会を設けたり、夜遅くまで友達のメッセージに付き合わざるを得なかった子たちを救ったりしたことに大きな功績があると考えるが見解は。
Aスマートフォンや携帯電話を子どもに持たせることは、第一義的には保護者が判断すべきで、適正な利用の指導も、まずは保護者が責任を持つべきであるが、トラブルを引き起こすだけでなく、学力や生活習慣の影響も考え、教育委員会としても、情報モラルやネットの適正利用に一定のルールを設け、統一的に周知を図ることも必要と考える。そこで、刈谷市の事例も参考に、校長会やPTA連合会とも連携し検討したい。

ご注意ください

ここに掲載している内容は、狭山市議会の公式記録ではありません。
ここでお知らせする内容は、一般質問の質問と答弁の中から、議員が掲載を希望するものを要約したものです。あらかじめご了承ください。
なお、詳しい内容をお知りになりたい方は、会議録をご覧ください。会議録は、閉会後およそ2か月で市役所行政資料室、図書館、狭山市議会ホームページでご覧いただけます。

このページに関するお問い合わせは
議会事務局

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2968-6572

FAX:04-2955-2396

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