住みやすい狭山市に、人口増加策と高齢者対策
◆人口増加策として子育て支援の増強を
Q現在半額の第2子の保育料を無料にしては。
A保育料は保育サービスの受益に応じて負担いただくものと考えており、市の財政に与える影響を考慮すると、第2子の保育料の無料は困難と考えている。
Q現在は低所得者が比較的高い保育料を払っているが、保育料の見直しをしては。
A現行では、世帯の所得税課税額に応じた階層区分を基本にしているが、27年度から開始予定の子ども・子育て支援新制度では、世帯の市民税課税額に応じた階層区分に改められ、保育を必要とする時間に応じた区分も設定され、国が示す基準額を上限に市が定めることになる。新制度に向け、現在の負担水準を念頭に応能負担の観点も含め総合的に検討する。
Qちゃっぽ保育室(狭山市駅前の一時預かり保育室)の使用料金を3時間500円に減額しては。
A一時預かり事業は、駅前にある立地条件を生かした誰でも気軽に利用できる子育て支援事業だが、その事業効果も含め検討を進める。
Q出生祝い金の復活。
A子ども・子育て支援新制度を着実に実施することで、子育ての支援の強化が期待できることから、出生祝い金の再開は考えていない。
◆若い世代の定住化策
Q結婚し、新たに市内に住居を構える夫婦に支度金を支給しては。
A地狭山市では、協働の推進、子育ての支援、都市基盤の整備といった市のリーディング施策を着実に推進してきており、こうした取り組みを継続し、発信していくことが重要と考え、奨励金交付を導入することは考えていない。
◆コミュニティバス
Q高齢者のために乗り継ぎ等を考慮し、移動しやすくするために増便したらいかがか。また、病院、老人施設、スーパーなどをめぐる周遊バスを運転してほしいがいかがか。
A利用者への利便性の向上を図るため、バス利用者や自治会などの意向を踏まえ、23年度からコース変更や増便するなど見直しを図った。その結果、利用者数は増加傾向だが、一方で運行に伴う補償料は年間約4,000万円の負担となっており、現状では財政面からも増便は考えていない。
周遊バスは、23年度の見直しの中で、各コースとも可能な範囲で病院、老人福祉施設、スーパー等を利用できるようバス停の配置に努めたところでもあり、生活スタイルのすべてを市内循環バスで補うことには限界があるものと考える。
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