妙法山と号し、天台宗羽黒行人派、江戸音羽町普門院の末寺といわれています。創建は文政ごろ(1818年~1830年)であり、開基は増田左輔等英、開山は厳察和尚です。
増田家が柏原に定住したのは応永時代(1394年~1428年)以前のことであり、その頃からの墓は永代寺にあったといわれています。
永代寺は、数回火災にあったり、無住の時が多かったようで、恐らく常楽寺を創建した文政ごろも、永代寺が無住だったので、その時墓石とともに、それまで増田家で奉納した仏像も常楽寺に移してしまったものと思われます。
地元の伝承では、増田家が常楽寺に墓地を作るときに、永代寺から墓石を馬の背に結んで運んだといわれています。なお、その時の古い墓石の一部破損したものは、永代寺の付近の池に埋めたといわれ、現在増田家の墓石がそろっているのは、この時に建て直されたためだと思われます。
- 本尊:不動明王
場所
所在地
狭山市柏原2298番地
常楽寺
関連項目
狭山の石仏
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