第2次狭山市緑の基本計画

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更新日:2017年3月31日

計画策定の趣旨

本市の緑の基本計画は、平成10年3月に策定し、その後、平成15年度に一部改訂を行い、平成32年を計画の最終目標年度(平成17年度を短期、平成22年度を中期)として、緑に関する施策に取り組んできました。
この間、本格的な人口減少・少子高齢社会の到来、長引く経済の停滞といった社会経済状況の変化や、自然災害の相次ぐ発生など、本市を取り巻く環境は大きく変化しています。
一方、これまでの計画は、策定時の社会的気運を反映して、積極的な緑の整備・拡充を目標として設定してきましたが、近年の社会経済情勢から、現行の計画の中の目標や方針が現状とそぐわなくなっているなど、計画どおりに事業を進めることが困難となっています。
こうしたことから、前計画の短中期的な目標年度を経過した中で、本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応し、現在の課題の解消に向けて取り組むべき施策を設定するために、第4次狭山市総合計画の策定を踏まえ、新たに狭山市緑の基本計画を策定するものです。

計画の位置づけ

本計画は、第4次狭山市総合計画前期基本計画を上位計画として、策定したものです。

計画の期間

本計画の計画期間は、平成28年度から平成37年度までの10年間とします。

計画の基本的な考え方

基本理念

緑は、人が生活していくうえで快適性の向上、防災や環境保全、また快適な屋外レクリエーション空間を提供してくれる等、重要な役割を果たしています。
さらに、植物は自然生態系の保全、大気環境の保全、土壌環境の保全、二酸化炭素の固定等の機能を有するかけがえのないものです。
このように、各種の重要な機能と役割を有している緑を保全し、育成することは、健康で快適な生活環境を確保していくうえで非常に重要なことであるとともに、次世代に対する責務であるといえます。
そこで、本市の緑と水に代表される自然環境の保全を図り都市機能と自然が調和したやすらぎのある安全なまちづくりを進めるために、計画の基本理念を次のとおり定めます。

基本理念1 緑と水に恵まれた個性ある都市環境の創造  ―優れた生活環境の創出―

市民の生活環境として、成熟化社会に対応したゆとりと安らぎのある質の高い生活環境が求められています。そこで、緑と水の豊かな自然環境が存在する本市の特性を最大限に活かすとともに、従来の快適性の向上に加えて、生態的な視点や防災的視点も取り入れた都市環境を創造することで、市民が誇りを持ち長く住み続けたいと思う優れた生活環境の創出を図っていきます。

基本理念2 緑とふれあいのあるライフスタイルの創造  ―日常的な緑とのふれあいの場の創出―

市民一人一人が、生活をする傍らで動物や植物とふれあうことにより、自然の息吹きを感じ、自然の恵みを受けることは、健康でうるおいのある生活環境を創造するうえでかけがえのないことです。そこで、市民の身近なところで緑が息づく環境を創出し、日常的に緑とふれあえるライフスタイルの創造を図っていきます。

基本理念3 緑と水の輪をひろげる仕組みづくり  ―市民・市民団体・事業者・行政との協働―

緑豊かなまちづくりを実現していくには、市民、市民団体、事業者、行政が、それぞれの特性を活かし、連携・協働しながらまちづくりを進める必要があります。そこで、緑の重要性を認識し、お互いに協力し合い、緑のまちづくりに取り組んでいけるよう、緑のまちづくり推進のための仕組みづくりを行い、市民参加による緑化活動を推進していきます。

第2次狭山市緑の基本計画のPDF版

PDFファイルはすべて別ウィンドウで開きます。

このページに関するお問い合わせは
都市建設部 みどり公園課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8423

FAX:04-2954-6262

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