ここに掲載している内容は、狭山市議会の公式記録ではありません。
ここでお知らせする内容は、一般質問の質問と答弁の中から、議員が掲載を希望するものを要約したものです。あらかじめご了承ください。
なお、詳しい内容をお知りになりたい方は、会議録をご覧ください。会議録は、平成25年11月下旬から市役所行政資料室、図書館、また、狭山市議会ホームページでご覧いただけます。
教育委員会に関わる問題点
◆教育委員会の認識
Q現在、認識している教育委員会の問題点は。
A委員構成も年齢、職業、経歴などバランスがとれている。会議へ出席するほか、学校を訪問し、校長や公民館長などと意見交換をしている。今年度からは児童生徒や教職員と懇談する機会を持つなど、教育現場とも積極的に関わりを持っている。教育委員の職責を果たしており、問題ないと認識している。
Q教職員が子どもと接する時間は確保できているのか。
A第2土曜日に授業することで、平日に教職員が子どもと接する時間を確保している。今後もゆとりを持って子どもと接するよう、行事の準備時間や休み時間中の会議を減らすなど、時間の確保に努める。。
Q特色ある学校にするために、教育委員会から校長への権限移譲などの考えは。
A学校の自主性、主体性、創造性が発揮できるよう、規則により教育委員会が行う学校にかかわる人的管理、物的管理および運営管理は、ほぼ校長に権限が委譲されている。
Q学校の教職員の多忙化についての認識は。
A価値観の多様化が進む社会情勢の中、これまでにはなかったさまざまな要請や要望などが寄せられ、その対応に相当の時間を費やし、教職員によっては多忙感を抱いていることは承知しているが、教職員の勤務の内容は、年間の指導計画や担当する校務の内容によってもさまざまであり、一概に教職員が多忙であるとは言いがたい。
Q学校における教職員の多忙化対策は。
A教育委員会や教育センターが主催する研修会や会議などの内容を見直したり、教育委員会等に提出する報告書や資料を精選したりするとともに、学校にも行事の精選やノー残業デーの実施、年次休暇の計画的な取得など、各校の実態に応じて負担軽減を図るよう指示し、多忙化の対策を進めている。
Q学校教育と社会教育の連携は図られているのか。
A学校支援ボランティアセンターが中心となり、授業支援を行っており、また、公民館の利用サークルや高齢者大学の受講生が、授業の中で書道や俳句などの指導や戦争体験の講話などを行っているほか、図書館でも、学校に出向いてブックトークや調べ学習などの出前講座を行っている。一方、公民館の農業体験事業に小学生が参加するなど、学校としても公民館などが行う活動に積極的に参加している。
Q今後の教育委員会のあるべき姿をどのように考えているのか。
A本市の教育委員会は、教育委員会の設置の趣旨に沿って、その職責を果たしており、今後も合議制の執行機関として、その職務を遂行していくべきものと考える。しかし現在、中央教育審議会で教育委員会制度の見直しについて議論されており、その中では教育委員会制度に大きな変革が生じるような状況にもあることから、その動向を見きわめる必要があると考えている。
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