安全な学校給食の提供体制
◆安全で美味しい給食で子ども達の健全育成を
Q毒物や異物の混入防止対策は。
A毒物混入の防止対策は、食品や食材の受け入れ時、洗浄や調理過程、味付けの時に、栄養士や調理員が目視や匂いでチェックし、さらに、各学校への配送前に検食を行うなど、児童生徒の口に入る前に何重ものチェックを行っている。異物混入の防止対策は、調理器具の使用前後の点検を行い、網戸やエアカーテンを設置して虫などの侵入を防いでいる。
Q食品納入業者の安全性の判断は。
A従業員の健康管理が十分に行われていること、製造過程などの衛生管理が十分に施され、保健所の立ち入り検査をクリアしていることなど、さまざまな基準を設け、全ての基準を満たしていることを確認するとともに、会社と作業現場への査察を実施し、作業工程や衛生管理などを記録した書類の点検を行うなどで、安全で安心な食材や食品を納入できることを確認している。
Qノロウイルスへの対策は。
Aノロウィルスには塩素系の薬剤が効果があることから、次亜塩素酸液を希釈して消毒液を作り、ドアのノブや洗面台などを清掃するとともに、トイレは特に念入りに拭き取り消毒を行っている。
Q給食調理員の衛生対策は。
A調理責任者が就業前の朝礼で、各個人に、嘔吐や下痢、発熱の症状はないかなどを自己申告によって把握した後、帽子、マスク、作業服を適切に着用しているか、手や爪などは清潔に保たれているか確認するとともに、業務中に違う作業に移る場合やトイレに入った場合には手洗いを徹底させている。また、日ごろから衛生管理に係る情報を提供するとともに、夏期休業時などに衛生講習会を定期的に実施している。さらに、作業中も栄養士や調理責任者が行動を常にチェックしている。
◆省エネの推進で温室効果ガスや経費削減を
Q省エネルギー化の取り組み状況は。
A市の施設では、狭山市地球温暖化対策実行計画に基づき、不要な照明の消灯や、冷暖房温度を夏は28度、冬は20度を目安に温度管理をするなど、事務スペース内の省エネ化を進めている。施設内の設置機器は、器具などの修繕交換時にLED照明などへの転換や、消費電力の少ない省エネルギー型機器に交換するなどの取り組みを行っている。
Q電気代削減等の効果は。
A節電行動計画の取り組みで、電気使用量は22年度を基準に、東日本大震災の影響による計画停電などで、23年度はマイナス15.9%と大幅な削減となり、24年度は14%の削減となった。温室効果ガスの削減では効果があらわれているが、電気料金の値上げで経費の削減にはつながっていない。
Q省エネルギー化に向けた今後の取り組みは。
A現在の環境負荷という面では非常に大きな問題だと思う。今、LEDと太陽光が前面に出ているが、技術革新の中でいろいろな問題が出てくると思う。そういうものを注視しながら、時代に合った一番素晴らしい方法を取り入れて対応をしていくことが肝要なことと思う。
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